大崎市長 伊藤康志

「ほくとう」新時代の幕開け

「シンク・グローバリー、アクト・ローカリー(=世界的な視点で考え、地域的に行動せよ)」と言う格言があります。その視点で見ると、この度の北海道新幹線開業は、北海道、東北における新時代の幕開けを象徴する出来事でしょう。

本州と北の大地が新幹線でつながり、東北と北海道が一体になることにより、日本の新しい拠点「ほくとう」が形成されます。

世界地図を広げてみましょう。北半球の主な都市は、東北・北海道と同緯度に位置しています。グローバル化やインバウンド(外国人観光客の誘致)が進む時代、「ほくとう」が地理的有利性を発揮すれば、世界的なヒトとモノの流れの要衝になり得ることを示しています。

また、「ほくとう」地域に、仙台・札幌という二つの大都市が併存することになり、多種多様な分野へ相乗効果を生む可能性が出てきます。

さらには、東北と北海道が持つ魅力をより強くアピールできる相乗効果もあります。東北のほのぼのとした風土と人間性、北海道の雄大な自然と開放感。これらが融合することで、首都圏や西日本では決して味わえない「ほくとう」ならではの暮らしや真の豊かさは、新たな価値観を生むことでしょう。

その中で、わが大崎は、新幹線が走り、東北地方の「へそ」的位置にあって、日本一の渡り鳥の楽園、温泉番付東の横綱、食材王国の首都でもあります。

北海道新幹線の開業により、東北と北海道がつながることは、わたしたちの地域にも無限の可能性や新たなチャンスを与えてくれるはずです。自信を持ってチャレンジしていきましょう。