大崎市長 伊藤康志

有事に備える

6月13日、大崎市総合防災訓練を実施しました。会場となった鹿島台地域では、7年前の北部連続地震で震度六前後の地震が1日に3回発生し、大きな被害を受けたことが記憶に新しいのですが、今回の訓練は宮城県沖を震源にマグニチュード8.0、震度6強の激烈な地震が発生し、建物や道路、電気、電話、水道等に甚大な被害と、死傷者が出る大規模災害を想定して行われました。

訓練が無事終了した一時間後、福島県沖を震源とする強い地震が現実のものとして発生しました。

訓練の翌日、栗原市において岩手・宮城内陸地震追悼式に参列して、改めて犠牲者のご冥福を祈り、防災力向上を誓いました。

それにしても最近は地震が多いと感じます。今年になってハイチやチリなどで大きな地震が続きました。国内に目を移しても、福島県沖で3月14日、6月13日とたびたび起きています。

今後30年以内に、宮城県沖を震源とする大規模地震の発生する確率が、99パーセント。「災害は忘れたころにやって来る」という警句がありますが、今や「災害は必ずやって来る」と受け止めた備えが必要であります。

東西に広大な面積を有する本市では、災害も多様な被害が想定されます。気候変動にも適切に対応し、行政としての災害に強いまちづくりの推進と併せて、地域で支え合う「共助」、家庭での備え「自助」で地域全体の防災力向上と地震に負けない社会づくりに努力を続けてまいりましょう。

また、危機感が高まる口蹄疫(こうていえき)対策では、関係機関一体となった防疫体制を構築し、警戒を強めてまいります。