大崎市長 伊藤康志

復興の「実感」に向けて

アメリカ人は、同時多発テロが起きた2001年9月11日を忘れません。同時に「テロ撲滅」を誓った日でもあります。

また、ドイツ人は、ベルリンの壁が崩壊した1989年11月10日を忘れません。同時に「統一ドイツ」のスタートした日でもあります。

日本人は、玉音放送を聞いた1945年(昭和20年) 8月15日の終戦の悲しみを忘れません。同時に「不戦と恒久平和」を誓った日でもあります。 

東北の人は、2011年(平成23年)3月11日 の東日本大震災の衝撃を決して忘れません。同時に「復旧と復興」に歩み始めた日でもあります。

大震災から間もなく2年。

この2年を長かったと思う人、あっという間に過ぎたと思う人、感慨はさまざまですが、今言えることは、復興への道のりがこの先まだ長く続くということです。

本市の公共的な復旧は終わりつつありますが、街にはさら地が点在し、街並みは大きく変貌しました。

住まいの定まらない被災者もまだ多くいます。求人と求職のニーズが一致しない雇用のミスマッチもあります。災害を受けた心の傷が癒えない人もたくさんいます。

まちに活気が戻り、住む人が自立でき、将来に展望を持って暮らしていける、復興を肌で感じることができる新たなステージに向けて、確実に歩みを進めてまいります。

市民皆様の一層のご協力、ご支援をお願いいたします。