市長コラム平成29年7月
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大崎市長 伊藤康志 |
「横綱」入府する!
先般、大崎市観光大使「おおさき宝大使」の第69代横綱白鵬関が、前人未到の38回全勝優勝の凱旋報告にご来訪いただきました。
子どもたちや市民との交流、モンゴルからの農業研修生事業の候補地訪問、大崎市の観光ポスター撮影などを精力的に廻っていただきました。
横綱白鵬関・宮城野部屋との交流は、6年間続いています。東日本大震災での二次避難受け入れの鳴子温泉に慰問・激励いただいたご縁で、大使にご就任後、毎年ご来訪され、復興支援や子どもたちとの交流、ちゃんこ交流などを続けていただいております。昨年は、市制誕生10周年記念事業におきまして、大相撲大崎場所の実現にご尽力いただきました。市民病院や池月道の駅に優勝額のご寄贈も賜りました。
さらに、この度光栄なことですが、権威ある「横綱」の贈呈を受けました。
横綱は、大相撲の力士の最高位の称号であり、横綱だけが腰に締めることが許されている白麻製の綱の名称に由来します。横綱の土俵入りは大地を鎮め、邪悪を祓い、豊作や健康を招く神事でもあります。
72代続く横綱の中でも、白鵬関は江戸時代の仙台出身である横綱谷風関や、69連勝の偉業を成し遂げた双葉山関、巨人・大鵬・卵焼きと慕われた大鵬関と並び、日本相撲史に燦然と輝く大横綱であります。
その大横綱から、この度権威ある「横綱」を拝受した大崎市は、まちづくりの「横綱」をめざして日々精進、邁進していかなければなりません。
横綱白鵬関におかれましては、相撲道の真髄を極められ、今後相撲界の発展を祈念いたします。
