大崎市長 伊藤康志

400年の時空を越えて

今年は11月まで、愛媛県宇和島市で「宇和島伊達四百年祭」が開催されます。

先日、そのオープニングを飾る初代藩主秀宗公の宇和島入部を再現した「大武者行列」に参列してきました。

岩出山から貸し出した甲冑をまとった武者や騎馬隊、鉄砲隊のほか、手作りの鎧・兜を身に着けた親子連れ、伝統芸能「牛鬼」など、総勢3000人が行列を組み、市中心部の商店街から宇和島城に向けて歩を進めました。

秀宗公は藩祖伊達政宗公の長子として生まれ、幼名を兵五郎といい、岩出山城で過ごしたこともありますが、幼くして豊臣秀吉の人質となり、伏見城で養育され元服しました。秀吉から大変かわいがられ、秀吉の一字を与えられ、秀宗と名乗り猶子(ゆうし)(=養子)となります。

秀吉の死後は、徳川家康の人質となり、江戸で暮らすことになりますが、父政宗公と共に参陣した大坂冬の陣で目覚ましい活躍をみせ、その功として伊予宇和島10万石を与えられ、初代藩主となりました。まさに有為転変(ういてんぺん)であります。

秀宗公入部の際、仙台伊達家中から選ばれた57騎の騎馬団のほか、足軽、小者(こもの)合わせて1200人を従えての入部でした。その後、幕末まで9代250年にわたり、宇和島伊達家の歴史を刻んできました。

伊達家の縁で旧岩出山と宇和島市、そして、北海道当別町が姉妹都市になり、大崎市に引き継がれました。

4年前の東日本大震災の折には、義援金や支援物資、給水車、職員派遣など、親身になったご支援をいただいております。

今年はぜひ、宇和島に足を運んで伊達交流を深めてみませんか!