地域包括支援センターとは、大崎市の高齢者の皆さんが住み慣れた地域で安心・安全に暮らしていけるよう、保健・医療・福祉をはじめ、さまざまな面から総合的に支援をするための窓口です。

大崎市では、公正・中立性の観点から、平成20年度まで市直営により地域包括支援センターを運営してきましたが、行政改革により民間委託の方向性が示され、平成21年度からは社会福祉法人大崎市社会福祉協議会と社会福祉法人永楽会の二法人に業務委託することになりました。

主な業務内容は次のとおりです。

主な業務内容

1.高齢者の総合相談

高齢者やその家族の介護の悩みや福祉、医療、施設入所・介護予防等の困りごとに対して、よりよい解決ができるように、電話、面接、訪問などにより相談に応じます。

また、各種サービスの制度の利用につなげる支援を行います。介護保険制度やサービス利用方法の説明や、介護保険申請などの代行も行います。

2.権利擁護

日常生活での契約、財産管理や法律行為など、判断能力が低下した高齢者には重い負担となります。 高齢者が安心して生き生きと暮らせるよう、人権や財産を守る権利擁護事業や高齢者に対する虐待の相談や困難事例への対応などを行います。

また、成年後見制度の紹介や消費者被害に対応します。

高齢者を狙った悪質商法が増えています

全国の消費者センターに寄せられた相談のうち、契約当事者が70歳以上の相談件数は毎年増加し、2006年度は約13万件の相談がありました。

多くの高齢者が抱えるお金、健康、孤独などの不安につけこむ悪質業者が増えています。

心配なときはすぐに契約せず、家族や地域包括支援センター、消費生活センターに相談しましょう。

安心して暮らすために知っておきましょう

高齢者を狙った悪質な訪問販売や在宅改修、消費者金融などの事件が増えています。地域包括支援センターでは、消費生活センターや行政などと協力して、高齢者の被害を未然に防ぐよう努めています。

また、お金の管理や契約に関することに不安があっても、頼れる家族がいないなどの場合には、成年後見制度を利用できます。

場合によっては、申し立てなどの手続きの支援もしますので、相談してください。

成年後見制度

不動産や預貯金などの財産管理、介護などのサービスや施設への入所などに関する契約の場面で、適切な判断をすることが難しくなった人を支援する制度です。

不利益をこうむったり、悪質商法の被害者になることを防ぎ、権利と財産を守ります。

成年後見制度には、2つの制度があります。

  • 法定後見制度:判断力が不十分な人が、今すぐ成年後見制度を利用する。
  • 任意後見制度:判断能力のある人が、将来に備えて後見人を決める。

どちらの制度を利用しても、預貯金の管理や遺産分割など財産に関する契約などの助言や支援(財産管理)、介護サービスなどの利用や医療・福祉施設などへの入隊所の手続きや費用の支払いなど、日常生活上の契約などの支援(身上監護)が受けられます。

3.介護予防ケアマネジメント

介護保険の要支援1・2の人、要介護状態になる可能性の高い人が要介護状態になることを予防するため、できる限り自立した生活を送り、自分でできることを増やしていくような介護予防プランの作成・サービス利用の評価を行います。

4.関係機関とのネットワークづくり

高齢者にとって暮らしやすい地域にするため、介護支援専門員に対する後方支援を行います。介護サービスに限らず、地域の保健・福祉・医療サービスやボランティア活動、インフォーマルサービスなどのさまざまな社会的資源が、有機的に連携することができる環境整備を行うことが重要です。地域住民や各関係機関と協力して、連携体制を支えるための「地域包括支援ネットワーク」づくりを進めます。

大崎市地域包括支援センター(介護予防支援事業所)

窓口時間:午前8時30分から午後5時15分まで

※土曜日、日曜日、祝祭日、12月29日~1月3日は休みです。緊急の場合は、24時間体制で対応します。

古川地域(古川、荒雄、志田、西古川、東大崎、敷玉、高倉)

古川地域包括支援センター(大崎市社会福祉協議会)

大崎市古川大宮7丁目2-3(福祉センターおおみや内) 古川地域包括支援センター位置図【外部リンク】

TEL0229-87-3113 FAX0229-23-0035 Eメールf-houkatsu@osaki-shakyo.com

三本木地域、松山地域、鹿島台地域

志田地域包括支援センター(永楽会)

大崎市三本木字大豆坂24-3(三本木総合支所保健福祉センター内) 志田地域包括支援センター位置図【外部リンク】

TEL0229-53-1271 FAX0229-53-1272 Eメールshida-hokatsu@eiraku.or.jp

岩出山地域、鳴子温泉地域

玉造地域包括支援センター(大崎市社会福祉協議会)

大崎市岩出山字下川原100-8(岩出山地域福祉センター内) 玉造地域包括支援センター位置図【外部リンク】

TEL0229-72-4888 FAX0229-72-5057 Eメールtm-houkatsu@osaki-shakyo.com

古川地域(宮沢、富永、長岡、清滝)、田尻地域

田尻地域包括支援センター(大崎市社会福祉協議会)

大崎市田尻沼部字富岡浦29番地(田尻老人福祉センター内) 田尻地域包括支援センター位置図【外部リンク】

TEL0229-39-3601 FAX0229-39-1206 Eメールt-houkatsu@osaki-shakyo.com 

大崎市で行う事業

平成20年度まで大崎市の包括支援センターで行っていた事業で、今後も大崎市高齢介護課および各総合支所で行う事業は次のとおりです。

二次予防高齢者の把握事業

二次予防高齢者とは、将来的に介護保険要介護認定を受ける可能性が高い人をいいます。

65歳以上を対象に実施する「基本チェックリスト」の結果に基づき判定を行い、対象となった二次予防高齢者は地域包括支援センターと連携して介護予防事業につなげます。

介護予防事業

二次予防高齢者を対象にした運動機能向上、栄養改善、口腔機能向上など介護予防教室や訪問を実施して介護を要する状態になることを予防します。

また、一般の高齢者を対象にした高齢者の集い、高齢者の生きがいと健康づくり推進、活動サポーター育成など、地域の高齢者が自ら活動に参加し、介護予防に向けた取組みが主体的に実施されるような地域社会の構築を目指して各種事業を展開しています。

町内会・自治会や老人クラブ、グループへの出前講座も行います。