一般公開のお知らせ

東日本大震災により「御改所(主屋)」が倒壊し、附属屋は壁や屋根に被害がおよび、庭園の各所に地割れや陥没の被害がありました。
平成25年11月から始まりました主屋・附属屋等復旧工事が平成27年3月に、正門復旧工事、建物内部の常設展示製作業務は平成28年3月で完了となります。平成28年4月26日(火曜日)から建物内部の公開が再開されます。

※平成28年4月25日(月曜日)に開催します「災害復旧事業落成式」には,一般の方の入館をご遠慮いただくようになります。

休館日・開館時間の変更

旧有備館および庭園の維持管理・運営のため平成28年4月1日(金曜日)から休館日・開館時間が変更となります。

休館日

  • 毎週月曜日(祝日の場合は翌日)
  • 年末年始(12月29日から1月3日)

開館時間

午前9時から午後5時(最終入館午後4時30分)

入館料

区分 一般 高校生 小・中学生
個人 300円 200円 150円
団体(20名以上) 240円 160円 120円

※平成28年4月26日(火曜日)から5月31日(水曜日)の期間は災害復旧事業完了を記念し無料公開となります。

※平成28年6月1日(水曜日)からは有料となります。

旧有備館および庭園の歴史

  現在の有備館 画像
震災前の有備館
 
現在の有備館

 

復旧工事内部の状況(平成25年11月から平成27年3月)

主屋小屋組み工事 画像  
主屋小屋組み工事
 
コンクリート布基礎埋設
 
鉄骨フレーム設置   鉄筋ブレース取付
主屋茅葺工事 画像   附属屋茅葺き工事 画像
主屋茅葺工事
 
附属屋茅葺工事
附属屋茅葺工事完了 画像   伝廊下木賊葺き完了 画像
附属屋茅葺工事
 
伝廊下木賊葺き
  主屋荒壁塗り 画像
附属屋小舞掻き   主屋荒壁塗り

伊達政宗は、天正19年(1591年)に米沢から岩手沢に居城を移し、岩手沢を岩出山と改めました。慶長6年(1601年)、さらに仙台城に移り、岩出山は政宗の4男宗泰を初代とする岩出山伊達家が代々伊達一門として治めました。

有備館は、江戸時代に岩出山伊達家の家臣子弟の学問所となった建物で、伊達家当主が時折講義に臨むための場所であった「御改所(主屋)」とその附属屋が、現在までその姿を伝えています。有備館の建物「御改所(主屋)」は、二代宗敏の隠居所として延宝5年(1677年)ころに建てられたとする説が有力です。その後、下屋敷・隠居所・学問所として使用されてきました。

庭園は、正徳5年(1715年)ころ、4代村泰の時代に整備されたと伝えられています。仙台藩茶道頭、石州流三代清水道竿の作庭で岩出山城本丸の断崖を借景として池中に島を配した廻遊式池泉庭園で、中には300年以上の樹木があり四季を通して緑や花などで庭の変化を楽しむことができます。

有備館および庭園は、昭和8年(1933年)、国の史跡名勝の指定を受け、昭和45年に岩出山伊達家より、旧岩出山町へ移管されました。

所在地

大崎市岩出山字上川原町6番地ほか 旧有備館及び庭園位置図【わが街ガイドへリンク】

伊達政宗と岩出山 画像
伊達政宗は、天正19年(1591年)に豊臣秀吉の奥州仕置により岩出山にやってきました。
それまで岩手沢城と呼ばれていた城は、秀吉の命により東北に来ていた徳川家康によって修復され、政宗の新しい居城とするよう勧められたといわれています。
米沢から岩手沢城に移った政宗は、岩手沢を岩出山と改め、ここに12年間治府を置きました。
関ヶ原の戦いの後、家康から新たな領地を与えられた政宗は仙台に城を築き、慶長7年(1602年)に居城を移した後は、四男の宗泰(むねやす)を岩出山の領主(1万5千石)としました。

問い合わせ

文化財課保護担当 Tel 0229-72-5036

旧有備館および庭園 Tel・Fax 0229-72-1344