中山間地域等直接支払交付金事業

中山間地域などは河川流域の上流部に位置することから、中山間地域などの農業・農村が有する水源かん養機能・洪水防止機能などの多面的機能によって、多くの国民の生命と財産、豊かな暮らしが守られています。

しかしながら、高齢化が進展する中、中山間地域などは平地に比べ自然的・経済的・社会的条件が不利な地域であることから担い手の減少、耕作放棄地の増加などにより多面的機能が低下し、国民全体にとって大きな経済的損失が生じることが懸念されています。

このような状況を踏まえ、国は、適切な農業生産活動が継続的に行われ、農業・農村が持つ多面的機能の確保が図られるよう、一定の要件を満たし、集落の将来像やその将来像を実現するための活動や目標を定めた協定(集落協定)を締結した集落などに対して、農業生産活動を支援するための交付金を交付する「中山間地域など直接支払制度」(平成22年度から平成26年度までの5年間)を制度化しました。

大崎市では、農用地の規模や急傾斜などで要件を満たしている集落で各集落の「集落マスタープラン」を作成し、多くの集落の皆さんが協定に参加し、耕作放棄地の防止活動や水路・農道の維持管理活動、多面的機能を増進する活動に取り組んでいます。

集落協定の概要および実施状況

中山間地域など直接支払交付金実施要領(平成24年4月6日付け23農振第2721号農林水産事務次官依命通知)第12及び中山間地域など直接支払交付金実施要領の運用(平成24年4月6日付け23農振第2722号農林水産省農村振興局長通知)第16に基づき、平成26年度中山間地域など直接支払交付金集落協定の概要及び実施状況について公表します。

対象農用地の基準別面積および交付金額

対象農用地の基準別面積および交付金額

 

急傾斜農用地
(勾配が1/20以上の田)

緩傾斜農用地
(勾配が1/100以上

1/20未満の田)

合計
農用地面積 778,835㎡ 387,257㎡ 1,166,092㎡
交付額 15,147,718円 2,954,718円 18,102,436円

集落協定概要

  • 耕作放棄地の防止
  • 水路・農道の清掃、草刈りなどを定期的に行う
  • 周辺林地の草刈りを行う
  • 都市農村交流事業を行う
  • 高付加価値型農業の実践

交付金額

交付金額

地域 集落名 対象農用地面積 交付額
古川地域 北宮沢裏 35,025㎡ 588,420円
上清水沢 43,545㎡ 731,556円
下清水沢 39,833㎡ 669,194円
北宮沢表 41,271㎡ 693,352円
岩出山地域 小倉 33,950㎡ 460,585円
下馬舘二部 21,441㎡ 360,203円
大坪一部 34,301㎡ 720,321円
大坪二部 124,245㎡ 2,033,622円
黄金田一部 87,758㎡ 1,146,242円
黄金田二部 58,615㎡ 526,393円
葛岡一部 51,785㎡ 868,682円
葛岡三部 23,157㎡ 486,297円
磯田 65,809㎡ 1,381,989円
菅生 50,730㎡ 762,417円
遅ノ沢 12,300㎡ 206,638円
小森 33,293㎡ 432,627円
上ノ台 31,641㎡ 664,461円
川北 115,858㎡ 1,801,062円
新松森 105,423㎡ 1,445,921円
鳴子温泉地域 大尺 156,112㎡ 2,122,454円
合計 1,166,092㎡ 18,102,436円

※集落認定年月日 古川地域、岩出山地域、鳴子温泉地域:平成22年9月30日

農業生産活動などの実施状況

該当するすべての農用地において、耕作がされており、水路・道路についても適切に管理されていることを確認済み。

多面的機能を増進する活動の実施状況

各集落において、周辺林地の草刈りを実施したほか、都市農村交流を実施し、都市部の住民を迎え入れてグリーンツーリズムを実施している。

生産性・収益の向上、担い手の定着などに関する取り組み状況

集落において、農作業の受託及び機械や作業の共同化を進め、集落リーダーなどの各種研修会へ参加している。