日本こけし館

こけしの最も古い生産地、鳴子温泉。日本こけし館は、昭和28年に詩人で童話作家の深沢要さんのコレクションが旧鳴子町に寄贈されたことと、昭和32年から毎年、全国のこけし工人たちからこけし祭りへの奉納こけしが贈り続けられたことが大きなきっかけとなり、昭和50年に開館しました。
日本こけし館には、東北各地のこけしが展示されているとともに、工人による木地挽きやロクロ描彩などの製作実演が見学できる実演コーナー、自分だけのオリジナルこけしが作れる絵付けコーナーもあります。
所在地
宮城県大崎市鳴子温泉字尿前74番地2
開館期間および開館時間
4月1日から11月30日まで 8時30分から17時まで
12月1日から12月31日まで 9時から16時まで
休館日
冬期間 1月1日から3月31日まで
積雪時のアクセスについて
積雪時も、営業期間中は開館しております。
積雪時のアクセス路は次のとおりですので、気を付けてお越しください。
- 国道47号線を鳴子方面からお越しの場合
鳴子トンネル鳴子側入口の手前(尿前の関入口前)からのアクセス路は、通行できない場合があります。その場合は、鳴子トンネルを抜けて直ぐに左折するアクセス路を利用してください。 - 国道47号線を新庄方面からお越しの場合
鳴子トンネル中山平側入口の手前を右折するアクセス路を利用してください。
こけしの歴史
今から約200年前の文化・文政の頃に、奥山で木地業を生業とする人々が、わが子に与えたのが始まりとされています。
その後、山村の子どもたちの玩具として愛されてきたこけしは、時代の流れとともに土産品として売られ、観賞用として発展しました。
こけしは東北各地の木地師に伝承され、現在では、肘折系(山形県肘折)、津軽系(青森県黒石市)、山形系(山形県山形市)、南部系(岩手県花巻市)、木地山系(秋田県木地山)、鳴子系(宮城県鳴子温泉)、土湯系(福島県土湯)、蔵王系(山形県蔵王)、作並系(宮城県作並)、弥治郎系(宮城県白石市)の11系統に分けられ、その独特な表情に東北人の人間性そのものが表れているといえます。
問い合わせ
日本こけし館
入館料やこけしの絵付け体験料等については、日本こけし館ウェブサイトを確認してください。
電話番号 0229-83-3600 ファクス番号 0229-82-2589
この記事に関するお問い合わせ先
鳴子総合支所 地域振興課
〒989-6892
大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣86番地1
電話番号:0229-82-2111
ファクス:0229-82-2533
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更新日:2024年04月01日