鳴子温泉郷(観光・温まる)

東北の湯治場として名高い鳴子温泉郷には、鳴子温泉・中山平温泉・東鳴子温泉・川渡温泉・鬼首温泉の五つの特色ある温泉地があります。
日本に10種類ある新泉質分類のうち7種類が湧き出し、源泉数は約370本、泉質・湯量ともに豊富な温泉郷で、効能や泉質には定評があります。
鳴子温泉は、一般的効能として、神経痛・筋肉痛・関節痛・五十肩・運動まひ・うちみ・くじき・関節こわばり・慢性消化器病・痔疾(じしつ)・冷え性・病後回復・疲労回復・健康増進などが挙げられています。
平成19年6月8日発行の月刊誌「旅の手帖」7月号の『「青春18きっぷ」で行く温泉番付』において、温泉評論家の八岩(やついわ)まどかさんの行司のもと、鳴子温泉郷が東の横綱に認定されました。

泉質と効能
泉質 |
泉質別効能(一般的効能) |
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単純温泉 |
湧出温度が25度以上で、含有される温泉の成分が薄い温泉。湯がやわからいのでさらりとしていて入り心地が良いです。 |
重炭酸土類泉 |
カルシウムやマグネシウムを含んでいる温泉。ほとんど無色透明でせっけんは使えません。 |
重曹泉 |
アルカリ泉とも呼ばれ、無色透明。 |
食塩泉 |
日本で最も多い泉質で、せっけんは使えません。入浴すると皮膚に塩分が付着するため保湿効果があります。 |
芒硝(ぼうしょう)泉・石膏(せっこう)泉 |
無色透明で芒硝泉を除いてせっけんは使えません。芒硝泉はナトリウムを含み、高血圧症などに良いと言われています。 |
明ばん泉 |
アルミニウムの硫酸塩が主成分となる温泉。皮膚の粘膜を引き締める効果があります。 |
緑ばん泉・炭酸鉄泉 |
鉄分を含む温泉。炭酸鉄泉は湧出口では無色で空気に触れると酸化され、褐色の沈殿物ができます。緑ばん泉は、強酸性で銅、コバルトを含んだものが多く、濁っています。 |
硫黄泉・硫化水素泉 |
硫黄を含む温泉。ゆで卵が腐ったような独特の匂いで、湯は白く濁っています。 |
酸性泉 |
水素イオンを含む温泉。 |
「鳴子・最上湯めぐりチケット」で気軽にお得に温泉が楽しめます!
鳴子温泉郷と山形県最上町赤倉温泉、瀬見温泉の各旅館と共同浴場の湯めぐりが気軽に楽しめるチケットです。
このチケットを買えば、温泉宿に宿泊しなくても気軽に旅館と公衆浴場のお風呂が楽しめます。
「湯めぐりチケット」は1枚1300円です。湯めぐりチケットに付いている6枚のシールで入浴すると、入浴料金が現金に比べてお得になります。
チケットは各旅館、鳴子温泉駅内の観光・旅館案内センターで販売しています。
湯めぐりチケットは入浴のみとなり、休憩はできません。また、タオルは持参してください。
湯めぐりチケットの詳しい情報は、鳴子温泉郷観光協会ウェブサイトで確認してください。
鳴子温泉郷観光協会ウェブサイト「湯めぐりチケット」(外部リンク)
新型コロナウイルス感染症対策のため、鳴子温泉郷の各宿泊施設や日帰り入浴施設などについて、休業や営業日・営業時間等の変更が生じています。詳細については、各施設へ問い合わせください。
ゆめぐり広場
気軽に温泉の湯ざわりを楽しんでもらう「手湯」と回廊を備えた「ゆめぐり広場」が鳴子温泉駅前にあります。
鳴子温泉を散策しながら、この手湯や足湯で一休みしてみませんか。

お知らせ
ゆめぐり広場駐車場内の「下地獄足湯」を利用する際は、マスクの着用および隣の人との距離を空けて座るようお願いします。
なお、隣接の「温泉たまご工房」は利用ができません。
問い合わせ
鳴子総合支所地域振興課
電話 0229-82-2111 ファクス 0229-82-2533
鳴子温泉郷観光協会
電話 0229-82-2102 ファクス 0229-83-2094
この記事に関するお問い合わせ先
鳴子総合支所 地域振興課
〒989-6892
大崎市鳴子温泉字鷲ノ巣86番地1
電話番号:0229-82-2111
ファクス:0229-82-2533
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更新日:2025年04月15日