鳴子漆器

更新日:2024年02月22日

手前に赤、黒のお椀、後ろに茶色の三段重箱の写真

江戸時代寛永の頃(1624年~1643年)に創始されたと伝えられている漆器です。安永2年(1773年)「安永風土記書上」に塗物、はし、楊枝などが記載されており、鳴子温泉地域の主要産物として、また、文化2年(1805年)「漆出高覚」に漆採取の記録も残っています。

鳴子漆器の特徴は、挽物木地の塗立て技術にあります。塗りは木目を生かした木地呂塗りやふき漆仕上げ、また、独特の墨流しの技法の竜文塗があり、しっとりとした美しさがあります。

平成3年5月20日に国の伝統的工芸品に指定されました。

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