市民自らの危機管理
目的
大崎市民を脅かす自然災害、武力攻撃、不慮の事件・事故の危機に対応するためには、市民・事業者の皆さん自らが安全・安心の確保について考え、行動することが大切です。
この資料は、市民・事業者の皆さんが 「自分でできる危機管理」についてまとめ、市民・事業者の皆さんとともに大崎市の安全・安心を確保するための一助とすることを目的としています。
行動指針
市民の行動指針に関する事項についてまとめたものです。
市民自らの行動の基本
1.日ごろの意識
「まさか起きないだろう」ではなく、「もし起きたら」が基本です。
「私ぐらい」ではなく、「私から」が基本です。
市民・事業者の自助
- 安全を守る責任意識
- 危機の予兆に敏感に
- 環境整備・食糧備蓄
- ルールの習慣づけ
自分の命は自分で守るのが原則
- 自分の家族、自らの管理下にある従業員、利用者、来訪者の安全を守る責任があります。
- 普段から危機に対する意識を高く持ち、危機発生の予兆に敏感になりましょう。
- 安心・安全確保のための環境整備、食糧などの備蓄に努めましょう。
- 火の用心、手洗いの励行など安全・安心確保のためのルールを習慣としましょう。
市民・事業者による共助
- 助け・助けられること
- 地域に防災力あり
- 地域の特性を知る
- 地域単位で防災力アップ
- 第一歩は環境美化から
- 訓練参加で防災力アップ
自分たちの地域は自分たちで守る
- 普段から隣近所とのあいさつを行い、助け・助けられる人間関係、環境づくりを心がけましょう。
- 市民・事業者が有する人材、設備は地域における貴重な防災力です。地元と地元業者の連携に心がけましょう。
- 危機に対する地域の特性について、共通認識を持ち、危機発生の予兆に敏感になりましょう。
- 町内会や自主防災組織などのコミュニティとして、安全・安心確保のための資機材などの整備、備蓄に努めましょう。
- 地域の環境美化は、安全・安心確保のための第一歩です。ルールの習慣化に努めましょう。
- 初期消火訓練など、地域の防災訓練に積極的に参加しましょう。
特殊な危機の発生に対する自助、共助および公助
- 専門家にゆだねる
- 居合わせた人で協力
- 防災機関へ情報提供
- 防災機関の指示を聞く
特殊な危機は近づかない
- 次々と人が倒れたり、異臭がするなど、異常な状態に遭遇した場合は、すぐにその場を離れ、現場に近づかないことを基本としましょう。
- もしその場に居合わせた場合は、相互に協力し、自らの安全を確保しましょう。
- 駆けつけた防災機関に対し、自ら知りえた危機に関する情報を可能な限り伝えましょう。
- 防災機関などの指示に従いましょう。
「特殊な危機の発生の場合」とは、有毒物質、毒劇物、危険物、放射性物質などの漏洩、散布、放置など、対応に特殊な専門家、専門設備、資機材が必要と想定される場合のこと。
地域自治の活動例
市民自らが実践している「地域独自の活動推進」を紹介します。
市民自らの行動の基本
- 子どもたちを守る
- 自分たちの地域を守る
- 地域の美化活動
- 子ども見守り隊
- わんわんパトロール隊
- 配達パトロール隊
- チッキちゃんの店(美・理髪店)
- 給油所110番(ガソリンスタンド)
- こども110番のみせ(たばこ販売店)
- 防犯パトロール隊
- 安全パトロール隊
- 環境パトロール隊
- 落書き洗浄作業
- 内川清掃作業
日ごろからの備え
市民が日ごろから備えておくべき事項、知っておくべき事項の概要をまとめました。
普段の生活
- 助け合いのために
- 避難するときのために
- 普段からの備蓄・啓発
いざという時の「助け合い」にいきてきます
- 同じ地域の子どもの顔を知っていますか。
- 子どもたちに声をかけていますか。
- 「こんにちは」の一声が助け合いの第一歩です。
- 普段から顔を知っている人だから助け合おうと思うものです。
2.いざという時の「避難」にいきてきます
- 自分たちの住んでいる地域の危険な場所を知っていますか。
- 避難場所を知っていますか。
- 家具の転倒防止など、普段から生き残るための工夫をしましょう。
3.いざという時の「生活」にいきてきます
- 「非常持ち出し具」「アウトドア用品」などをチェックして備えておきましょう。
- 「我が家の防災ハンドブック」を作り、常に確認しておきましょう。
- 「大崎市浸水・土砂崩れハザードマップ」に目を通しましょう。(作成中)
- バールやジャッキが倒れた家などから救出する際に役立ちます。車庫や倉庫に備えておきましょう。
訓練に参加しましょう
いざという時の「行動」にいきてきます
- 平常時にできないことは、緊急時にもできません。そのときに備えて訓練しましょう。
- 地域の防災訓練は、コミュニケーションをよくするチャンスです。積極的に参加しましょう。
- 防災機具は皆が使えてこそ救済道具となります。使用方法を習得しましょう。
- 講習会、研修会では身近な救助救済方法を習得できます。
大崎市の緊急通信手段
いざというときの「情報収集伝達」にいきてきます
- 防災同報無線による屋外スピーカーおよび個別受信機、さらにモーターサイレンの救急吹鳴、広報車による救急事態のお知らせを聞いたら、最寄のテレビ、ラジオをつけて情報収集をしましょう。
- 大崎市ホームページにも緊急情報を掲載します。
危機発生情報の取扱いの基本
いざというときの「情報収集伝達」にいきてきます
- 危機発生情報は、最寄の市役所、警察署、消防署いずれかに通報してください。
- 特に人命にかかわる場合は、家族や隣近所の安否確認に努めましょう。
- 受信側が把握したい情報は「いつ、どこで、なにが」です。
避難所に避難したとき
避難したときの「マナー」です
- 高齢者、障害者、乳幼児、傷病者、妊産婦などの災害時要援護者を最優先としましょう。
- 避難所の運営は、避難者自らが行い、避難所に滞在するすべての人が何らかの役割を分担しましょう。
- 手ぶらでの避難は、身勝手な行動とわきまえましょう。
災害時要援護者の人
いざというときにいきてきます
- 自ら災害関連情報を積極的に集めましょう。
- 危険や不安を感じたら、自ら家族や隣近所への協力を求めましょう。
- 可能な限り、生活に必要な補装具を準備しましょう。
- 意思疎通のために必要な道具(紙や筆記用具など)を準備しましょう。
- 早めに移動・避難する際は、隣近所や自主防災組織、町内会などのリーダーへそのむねを伝えておきましょう。
- 避難所では、他の避難者と積極的に交流するよう努めましょう。
家庭での危機管理
自然災害、交通事故、詐欺行為、誘拐、多重債務、自殺などさまざまな危機が、生活環境下に潜んでおり、平素より生活の根拠である家庭において話し合い、被害の最小限化を図ることが、家庭における危機管理の高揚です。
家族を守るのはあなたです。不慮の事案に遭遇した時の対応について、平素より家族で話し合い、明るく・楽しく・安全で安心な家庭生活を過ごしましょう。
問い合わせ
防災安全課
電話番号 0229-23-5144 ファクス番号 0229-24-2249
松山総合支所地域振興課
電話番号 0229-55-2111 ファクス番号 0229-55-4145
三本木総合支所地域振興課
電話番号 0229-52-2111 ファクス番号 0229-52-5841
鹿島台総合支所地域振興課
電話番号 0229-56-7111 ファクス番号 0229-56-4062
岩出山総合支所地域振興課
電話番号 0229-72-1211 ファクス番号 0229-72-1290
鳴子総合支所地域振興課
電話番号 0229-82-2191 ファクス番号 0229-82-2533
田尻総合支所地域振興課
電話番号 0229-39-1111 ファクス番号 0229-39-2594
この記事に関するお問い合わせ先
防災安全課
〒989-6188
大崎市古川七日町1-1 市役所本庁舎4階
電話番号:0229-23-5144
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更新日:2021年02月26日