帯状疱疹予防接種について

更新日:2023年01月04日

帯状疱疹とは

帯状疱疹は、体内に潜んでいた水痘(=水ぼうそう)・帯状疱疹ウイルスによって起こります。
 小児期等に水痘にかかり、治癒後も体内の神経節に潜んでいたウイルスが、免疫力の低下などにより再び活性化し、帯状疱疹として発症します。
50歳以上になると発症率が上昇し、80歳までに約3人に1人が発症すると推定されています。

症状

発症すると、身体の左右どちらか片側の皮膚に、水ぶくれを伴う赤みが帯のように広がります。
 最も症状が現れるのが、胸から背中にかけてで、初めはピリピリ、チクチクした痛みから始まり、しばらくするとその部分が赤くなり、やがて水ぶくれになって神経痛のような激しい痛みを伴います。
 症状は3~4週間ほど続きます。

予防接種(任意予防接種)

乾燥弱毒性水痘ワクチンと乾燥組換え帯状疱疹ワクチンの2種類があり、50歳以上の方が接種できます。

帯状疱疹は法令に定められた定期予防接種の対象疾病ではないため、ワクチンを接種する場合は任意接種となり、接種費用は全額自己負担となります。
※大崎市では、これらのワクチンの接種費用助成は行っておりません。

接種をお考えの方は、かかりつけの医療機関に直接ご相談ください。

ワクチンの種類

帯状疱疹の予防のために、現在、主に2種類のワクチンが流通しています。接種の際は、医師と相談しながら、個人の判断で予防接種を受けてください。

2種類のワクチンの比較
  水痘ワクチン(ビケン) 帯状疱疹ワクチン(シングリックス)
種類 生ワクチン 不活化ワクチン
発症予防効果  約50%程度 約97%
接種回数 皮下注射 1回 筋肉注射 2回
費用の目安
 
概ね8,000~10,000円程度
 (医療機関により異なる)
概ね18,000~25,000円程度
 (医療機関により異なる)
持続効果 約5年 約9年以上
持続効果 (シングリックスと比較して)
・価格が安い
 ・副反応が少ない
 ・予防効果が劣る
 ・免疫不全者や妊婦は使用できない
(ビケンと比較して)
・価格が高い
 ・副反応が強い
 ・接種回数が多い
 ・予防効果が高い
 ・発症しても、後遺症の発生率を抑える

※大崎市では、上記ワクチンの接種費用助成は行っておりません。

この記事に関するお問い合わせ先

健康推進課

〒989-6188
大崎市古川七日町1-1 市役所本庁舎1階

電話番号:0229-23-2215、0229-23-2216(子育て世代包括支援センター)
ファクス:0229-23-9880

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