市長コラム令和4年2月

年末年始は寒波到来で雪かきなどに追われたことと思いますが、希望に満ちた新年を迎え、すでに、それぞれの目標に向かって歩み出しておられることと存じます。

新年早々に火災や地震、北朝鮮の弾道ミサイル発射等に緊張が走りました。

今年も天変地異や自然災害、外交問題等で緊迫する一年になりそうです。

そのような新年の出来事の中で、昨年末から景色が一変したのが、新型コロナウイルス感染症を取り巻く状況です。市民皆様のご協力やワクチン接種効果もあり、三ヵ月ほど新規感染者が抑制されておりましたが、オミクロン株の登場、市中感染拡大・拡散により、本市、本県でも新規感染者が急増しております。

防止対策として、三回目のワクチン接種、経口治療薬処方、検査体制の拡充、医療逼迫対策にも努めますが、一日も早い収束と、日常を取り戻すために、市民の皆様にもマスクの着用、手指消毒、換気の徹底、少人数・短時間会食等の防止対策への一層のご協力をお願いいたします。

今年の干支は「壬寅（みずのえとら）」です。

厳しい冬を越えて、草木が芽吹き始め、新しい成長の礎となる年と言われております。

また、虎は地上最強の動物とも言われておりますし、故事では「虎は千里往って千里還る」とも言われております。「虎の勢い盛んなさま」に習い、コロナとの闘いを克服し、新たな日常、ポストコロナの新しいスマート社会、新しいグリーン社会の実現に果敢に「虎イ（トライ）」してまいりましょう。