市長コラム令和3年3月

更新日:2021年02月26日

てん・ち・じん
伊藤康志市長の写真

大崎市長 伊藤康志

大震災10年 創生へキックオフ

3月11日には、未曾有の大災害 東日本大震災から10年の節目を迎えます。

本市は、内陸部最大の被災地でしたが、復興計画「真の豊かさ 連携と協働による大崎の創生」の旗印の下、市民の皆さまのご協力、国、県、全国からのご支援により、内陸部の復興モデルを目指してハード・ソフトの創造的復興に取り組んでまいりました。

内陸部最大規模の災害公営住宅建設、災害拠点病院の大崎市民病院建設、付加価値農業拠点施設カントリーエレベーターの整備、デジタル防災行政無線の整備、心の復興拠点新図書館の建設、中心市街地復興まちづくりである消防庁舎建設、道の駅おおさきの開設、子育て支援拠点施設のオープン、緒絶川周辺整備事業、七日町西地区再開発事業、市役所本庁舎・田尻支所・鳴子支所建設等々・・・。

国の国土強靭化対策を活用した、道路・河川・無電柱化などの安全インフラ整備を促進してまいりました。

共助力を構築するために、53団体との災害時応援協定の締結、全行政区での自主防災組織の結成や、一時避難場所機能を備えた集会所施設の建設支援、広域連携を整えるために18自治体との相互応援協定の締結も図れました。

未来への創生を希い、世界農業遺産認定を果たし、SDGs理念も加えたアクションプランも実践中です。

しかし、この10年の間に関東・東北豪雨や、令和元年東日本台風などの大規模自然災害も頻発しており、2月13日には、福島県沖を震源とした震度6強の地震が発生しました。

大震災から10年のこの節目に当たり、「3・11」を風化させず教訓を伝承し、より安全で持続可能な、笑顔あふれる大崎を創生してまいりましょう。

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