市長コラム令和7年12月

更新日:2025年12月01日

てん・ち・じん
伊藤康志市長の写真

大崎市長 伊藤康志

今年の振り返り

季節の巡りは早いもので、今年も師走の候を迎えました。

今年は、気候変動に翻弄(ほんろう)された1年でした。古川地域で37.5度の観測史上最高気温を記録し、鳴子ダムが一カ月半にわたり貯水率0パーセントとなるなど、猛暑や渇水に苦しめられました。その後、「大崎耕土」は実りの秋を迎えましたが、山林の木の実が凶作となり、餌を求めて人里に下りたクマによって人身被害も発生しました。「大崎市クマ被害対策本部」を設置して、「大崎市クマ出没緊急事態宣言」を発令し、被害防止に努めました。

一方で、明るい話題が続いた年でもありました。「大崎市立おおさき日本語学校」が開校し、全国的なニュースになりました。「大崎市日本刀展示会」やテレビ企画とタイアップした「おおさき古川秋まつり」は県内外から多くの来場者でにぎわいました。田尻地域の「蕪栗沼・周辺水田」がラムサール条約湿地登録20周年を迎えました。また、ICID(世界かんがい排水委員会)のマルコ会長が来訪するなど、世界とますますつながった年となりました。

災害対策やインフラ整備も大きく前進した年でした。「多田川流域」が「特定都市河川」に指定され、水害に強いまちづくりが推進されました。国道108号古川東バイパスが12月21日(日曜日)に全線開通する予定であり、国道4号の荒谷以北の4車線拡幅改良事業も進展しております。「みちのくウェストライン」の調査費も計上され、道路整備も加速しています。

そして、少年野球チーム「大崎ジュニアドラゴン」が全国優勝を果たすなど、子どもたちが大活躍した1年でもありました。

この勢いで年末年始を元気に過ごし、希望の新年を迎えましょう。

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