貯水槽水道について

更新日:2021年02月26日

貯水槽水道とは

ビルやマンションなどの建物では、水道管を通って送られてきた水道水を、いったん受水槽や高置水槽に貯水してから、各戸に供給する施設の総称をいいます。

また、受水槽(高置水槽)の有効容量が10立方メートルを超えるものを「簡易専用水道」、10立方メートル以下のものを「小規模貯水槽水道」と言います。

貯水槽水道の衛生管理について

受水槽や高置水槽に入るまでの水質は「市(上下水道部)」が管理してますが、それ以降の水質は、「設置者又は設置者から委託された管理者」が管理することになっています。

  • 簡易専用水道 管理基準遵守と第三者機関による管理状況の検査受検が水道法で義務付けられています。
  • 小規模貯水槽水道 簡易専用水道に準じた管理責任が設置者に求められています。

水槽の点検や内部の清掃等の適正な管理を行い、貯水槽水道の利用者に安全でおいしい水を供給しましよう。

なお、市(上下水道部)では、貯水槽水道の衛生管理の負担などを解消するため、建物へ直接水道水を供給する直結給水方式を呼び掛けています。

直結給水について

直結給水は、建物に受水槽などを設置せず直接給水する方式です。

直結給水方式では、水道水を直接お届けできますから、水質の劣化などの心配はありません。さらに、受水槽清掃などの管理が不要になるなど、さまざまなメリットがあります。

この給水方式をするには諸条件がありますので、詳細については大崎市上下水道部へお問い合わせください。

この記事に関するお問い合わせ先

経営管理課

〒989-6223
大崎市古川字上古川117 上下水道部庁舎1階

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