「鳴子村中山絵図」が大崎市指定文化財に指定されました
鳴子村中山絵図
令和8年9月1日、鳴子温泉地域の「鳴子村中山絵図(なるこむらなかやまえず)」が、大崎市の文化財として新たに指定されました。
江戸時代後期に制作された幅約256センチメートル、長さ約326センチメートルにも及ぶ絵図で、当時の鳴子村中山宿やその周辺地域が彩色で描かれており、制作時期やその様式から、仙台藩の命令によって描かれたものではないと考えられます。絵図には、中山・南原地区の家・土地・墓・持山・道・近隣の地形と、これらの地域の土地所有を示す人名が記されており、特に家には戸主名が記されていますが、その多くに苗字がついていることが特徴です。また、現在も受け継がれている水路である南原穴堰の入口と出口も描かれています。このような記載内容の特徴から、本絵図は藩に提出するようなものではなく、村内の田畑や山をそれぞれに可視化して、土地の所有状況を村内で共有するためにこの地域で制作されたものと推察できます。仙台藩領内の他の村絵図には見られない詳細な情報を持ち、非常に希少性の高い絵図です。
鳴子村中山絵図のパネル展を開催します
日時:令和8年9月25日(金曜日)から10月8日(木曜日)
開館時間:9時から21時まで(最終日は15時まで)
場所:大崎市図書館(来楽里ホール)エントランスホール内
この記事に関するお問い合わせ先
文化財課
〒989-6188
大崎市古川七日町1-1 市役所本庁舎3階
電話番号:0229-23-2214
ファクス:0229-23-1011
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2026年09月07日