鹿島台中学校スポーツ祭(令和4年4月27日)

更新日:2022年05月02日

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全校生徒で取り組んだ運動会に代わる「スポーツ祭」

事業の様子

鹿島台中学校では、「コロナ禍」ということもあり、誰もが気軽に楽しむことのできるニュースポーツ体験をメインとした「スポーツ祭」を昨年度の「陸上大会」に代えて実施しました。体験を計画した種目は、大崎市が推奨するニュースポーツで、パラスポーツである「ボッチャ」と「スポーツフィールドおおさき市民交流会」で行っている「クッブ」の2種目です。全校生徒がどちらかの種目を選択し、それぞれ学年ごとに8班ずつ全部で24班を編成して、大崎市スポーツ推進委員の指導の下、ニュースポーツを楽しみました。

当日は荒天のため、校庭で行う予定だった「クッブ」が「ボッチャ」へと変更となりました。体育館ではコートが足りないため、武道館や教室にも「ボッチャ」のコートを設営しました。通常のコートよりは狭いコートとなりましたが、やり方やメンバー構成を考えたりするなど工夫することで楽しく活動することができました。体育館では、密集しないようにスローイングボックスが交互になるように8面のコートを設営し、正規のルールと同じ内容で「ボッチャ」を体験しました。

各コートには各学年ごとに3班ずつが集まり、スポーツ推進委員が指導者となって初めに基本的なルールやゲームの進め方を学習しました。その後、試合形式で対戦しました。段々慣れてくると、好プレーや珍プレーに各コートは大いに盛り上がりました。下級生は上級生にやや遠慮がちでしたが、時間が進むにつれて和気あいあいと活動していました。事前研修を受けた実行委員の生徒もスポーツ推進委員をサポートしながら、大会運営に尽力しました。

「スポーツ祭」では、選択種目としてのニュースポーツ体験と必須種目としてクラス対抗による「長縄跳び」が行われました。全校生徒でニュースポーツ体験をするという学校からの提案に当初は不安をもちましたが、そんな心配をよそに学習に臨む生徒たちの態度や意欲に非常に感心しました。合わせて「コロナ禍」を踏まえながら、生徒たちの「学びの機会」を保障しようとする先生方の熱意にも感銘を受けました。全校が一体となったすばらしいスポーツ祭でした。

スポーツ祭02

大崎市スポーツ推進委員が多数協力

スポーツ祭03

体育館では「ボッチャ」を体験

事業の概要

日時

令和4年4月27日(水曜日)午前8時40分開会

会場

大崎市立鹿島台中学校体育館・武道館・校舎

参加者

鹿島台中学校1年生(76名)、2年生(74名)、3年生(89名)、教職員(20名)、計259名

日程

8時45分から12時35分:半日行事

全校開会式

ニュースポーツ体験→「ボッチャ」・「クッブ」(荒天のため、「クッブ」は「ボッチャ」に変更)

学級対抗長縄大会

全校閉会式

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教室で「ボッチャ」を実施

スポーツ祭05

武道館も活用して「ボッチャ」を実施

ぜひ、今回の体験を活かした取組を!

地域の教育力や教育資源を活用した教育活動は、学校にとっても地域とつながるきっかけとなり、「開かれた学校づくり」の一助となるものです。学校からの相談を受け、地元の大崎市スポーツ推進委員協議会鹿島台支部をはじめ、市内の各支部から多くのスポーツ推進委員が応援してくれました。生徒たちにとっては、行事をとおしての「学び」だけでなく、自分たちを支えてくれる人たちの存在にも気付く「学び」にもなったのではないかと思います。

「スポーツ祭」の開催に向け、生徒が自分たちで自発的・自主的に活動できるように、実行委員の生徒たちは事前に実技研修会を行いました。今回のニュースポーツ体験をきっかけにして、今度は生徒自身の手で企画して運営するような活動ができたら、本当にすばらしいと思います。「コロナ禍」というピンチをチャンスに変える発想をすることで、様々な「学び」の場が生まれてきます。今回の「スポーツ祭」が鹿島台中学校にとって、生徒の「自律の力」を高める機会になればと願います。

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