大貫小学校3年生ボッチャ体験教室(令和4年6月27日)

更新日:2022年06月30日

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3学年PTA行事として、親子で福祉の勉強を兼ねた「ボッチャ」の体験

事業の様子

大貫小学校では、昨年度全校で「ボッチャ体験教室」を実施しました。その経験を生かして3年生の児童とその保護者が学年PTA行事として「ボッチャ体験教室」を行いました。今回の学習の目的は、親子でパラスポーツである「ボッチャ」を楽しみ、福祉についても学ぶということです。そこで、ボールを投げることができない障がいのある選手が試合で使用する勾配具(ランプ)を使った投球も実演しました。

保護者の方は初めて「ボッチャ」を体験する方がほとんどでしたが、子どもと一緒になって学習を進めていくうちに、だんだんと真剣なまなざしに変わっていきました。対抗試合では、親子合同で8つのチームを編成し、2つのブロックに分かれて予選リーグを行いましたが、好プレーや珍プレーの連続に会場は大いに盛り上がりました。この日は、30度を超える「真夏日」となりましたが、それぞれのコートではより熱い試合が展開されました。

大崎市スポーツ推進委員協議会田尻支部から6名の委員がお世話にあたりました。ていねいなルールの説明や投球のポイントなどを声がけしてくれ、参加者はより楽しくプレーすることができました。パイプ椅子を使った「座位」からの投球では、障がいのある方に寄り添うこともできました。親子で「キャップハンディ体験」をすることをとおして、親子で共通の話題もできた様子でした。

決勝に進んだのは、偶然にも「女子児童・母親チーム」と「男子児童・父親チーム」ということで、男女対決となりました。決勝戦はみんなで見学しながら応援しました。閉会式では、児童や保護者の方から、「楽しく活動することができた」「コロナ禍でストレスがたまる生活が続いているが、久しぶりにスカッとした」「福祉のことに関しても親子で考える貴重な機会になった」といった感想がありました。

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ルールを親子で確認

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親子でチームを編成して対戦

事業の概要

日時

令和4年6月27日(月曜日)午前9時30分開会

会場

大崎市立大貫小学校体育館

参加者

大貫小学校3年生(16名)、保護者(16名)、大崎市スポーツ推進委員(6名)、教職員(2名)、計40名

日程

9時30分~11時20分(2~3校時)

「ボッチャ」の説明とランプを使った投球

ルールや得点方法の理解

準備運動を兼ねた投球練習

4チームずつ2つのブロックに分かれて予選リーグ

4エンド制の試合(1、2エンドは「立位」、3、4エンドは「座位」から投球)

予選リーグ1位チームの決勝戦

学習の振り返りと感想発表

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地元田尻支部の委員がお世話

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最後の決勝戦は大熱戦

「パラスポーツ体験キット」が大崎市に贈呈

公益社団法人24時間テレビチャリティー委員会は、障がい者スポーツ支援事業を行っており、「パラスポーツ体験キット」を全国の学校や自治体への寄贈事業を実施しています。障がい者スポーツであり、パラスポーツである「ボッチャ」の普及・啓発に取り組んでいる大崎市にこの度、当委員会より「ボッチャ体験キット」を贈呈いただきました。

贈呈いただいたのは、「ボッチャ5セット」「ボッチャ用コート」「投球用勾配具(ランプ)」です。今回の大貫小学校の事業では、ボッチャセットや投球用勾配具(ランプ)を早速使用しました。先日は、地域でボッチャ用シートを活用した体験教室も実施されました。これらの用具は、要望があれば貸し出しもします。生涯学習課へご連絡ください。贈呈いただいた用具は、これから有効に活用していきます。

この記事に関するお問い合わせ先

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