高倉小学校ボッチャ体験教室(令和3年11月8日)

更新日:2021年11月22日

高倉小

家族的な温かい雰囲気の中での学習

事業の様子

本来であれば高倉小学校3、4年生の「ボッチャ体験教室」は夏休み明けの学校再開に合わせて行う予定でした。ところが、コロナの影響でやむを得ず延期して今回の実施となりました。それというのも、高倉小学校では教材備品として「ボッチャ」を所有し、学校独自にボッチャに取り組んでいました。障がい者スポーツであるボッチャへの興味や関心はとても高く、生涯学習課へ一番最初に「ボッチャ体験教室」の依頼をしてきた学校です。

3,4年生の9名はちょうど3人ずつ3チームに分かれて、これまで独自に学習してきたボッチャの学習に新たな知識を加えてゲームを楽しみました。試合だけでなく、ボッチャの生まれた背景やパラリンピックに出場した日本代表チームのお話にも熱心に耳を傾け、ボッチャに対する理解を一層深めました。

授業の中では、校長先生をはじめとする先生方と対戦する場面もありました。結果は児童チームの圧勝でした。先生方と楽しそうにボッチャに取り組む児童の姿は見ていてとても微笑ましく感じました。少人数ならではの一人ひとりを大切にする教育にもたいへん感心させられました。

体育館の中央に設営したボッチャのコートは、これからも全校で活用していきたいということでした。自分たちで勉強してきたボッチャの学習に今回の「ボッチャ体験教室」での学びを加え、ぜひ、高倉小学校だからこそできるボッチャの学習を今後も推進していってほしいと思います。いつでもお手伝いさせていただきます。

 

高倉小

待ちに待ったボッチャの学習

高倉小

これまでの取組を生かしたボッチャ体験

事業の概要

日時

令和3年11月8日(月曜日)午前10時45分開会

会場

大崎市立高倉小学校体育館

参加者

高倉小学校3、4年生(3年生2名、4年生7名)合計9名 教職員

日程

10時45分から11時30分:4校時

ボッチャについての説明、学習の目的

ルールや試合の進め方の学習

投球練習(準備体操)

3チームによるリーグ戦形式での試合

学習の振り返り

高倉小

気になる審判の判定

高倉小

「座位」から投球で見事なピタ止まり

高倉小学校からのメッセージ

事業終了後に高倉小学校の佐藤校長先生や担任の先生から心温まるメッセージを生涯学習課に頂戴しました。今回の体験学習をきっかけに子どもたちのボッチャに対する興味・関心が一層高まり、先生方とボッチャをとおして交流する様子などが綴られていました。子どもたちにとって楽しく、そして、もっとやってみたいと思える体験学習ができて本当によかったと思いました。これからも、ぜひ、学校全体でボッチャを楽しんでほしいと思います。

その一部を紹介します。「おかげさまで、3・4年生はすっかりボッチャの楽しさに魅了され、翌日から体育館で誘い合って遊んでおります。休み時間には私も交ざっていますが、子どもたちの上達の早さに今だに一度も勝ったことがありません。今朝は「学級の時間」で各クラスでお楽しみ会をするのですが、5年生も誘って自分たちで審判をしながら試合をしていました。」(佐藤校長先生)

「投げたボールがジャックボールにピタッとくっつくと「うまい!」と拍手と歓声があがりました。相手のボールをはじいたり、味方のボールにジャックボールを寄せたりと、スーパープレーもいくつか見られました。椅子に座って投げる「キャップハンディ体験」も行い、「立って投げるときと比べて投げにくい」とか「障がいのある方の気持ちがわかった」と感想もありました。(担任の先生の学年だより)

児童や先生方の様子が目に浮かぶようなメッセージを頂戴して私たちもうれしい気持ちになりました。ボッチャをとおして学んだことを今後の生活に生かしながらがんばってほしいと思います。温かいメッセージありがとうございました。

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