沼部小学校ボッチャ体験教室(令和3年11月25日)
初めてのボッチャの学習に大興奮
事業の様子
沼部小学校では、4年生が福祉教育の発展的な学習の一環として「ボッチャ体験教室」を活用しました。これまで、教室での勉強や福祉協議会の協力をいただき、「キャップハンディ体験」をとおして福祉に関する基本的な学習を進めてきたそうです。それらの体験を生かして、今回は障がい者スポーツであるボッチャを実際に体験して、より福祉に関する理解を深めていきたいとのことでした。
「キャップハンディ体験」をすることで、障がいをもった方のたいへんさに気付くことができます。それを発展的な学習にするためには、その気付きを自分にフィードバックさせることが大事になってきます。ふだんはあまり気にすることなく当たり前に生活していることがいかにすばらしいことなのかにも気付くことができます。
授業後の振り返りからは、「ボッチャのボールを自由に投げれることが、本当にすごいことだと思った。」という発表がありました。ボッチャをとおして学習した「キャップハンディ体験」をしっかりと自分に置き換えて考えることができました。
投球練習でウォーミングアップ
投球練習をゲームにどう生かすかが重要
事業の概要
日時
令和3年11月25日(木曜日)午前10時40分開会
会場
大崎市立沼部小学校体育館
参加者
沼部小学校4年1組(22名)、2組(22名+2名)、計46名
日程
10時40分から11時25分:3校時(4年1組)
11時30分から12時15分:4校時(4年2組)
障がい者スポーツとしてのボッチャの紹介と理解
東京パラリンピック日本代表選手の活躍の様子
「キャップハンディ体験」を通した「共生社会」の理解
2つのコートを使ったゲーム形式でのボッチャ体験
いざ!試合開始
「あそこをねらって!」チームで協力
どの学年でも学習できます!
小学校で「ボッチャ体験教室」を活用する学年はこれまでのところ、4年生が最も多いです。沼部小学校のように、年間指導計画の中に「福祉に関する学習」を位置づけ、それと関連付けてボッチャの学習を進めようとする学校が多いようです。
結論から言うと、ボッチャはやり方を工夫することによって子どもから大人まで、障がい者も健常者も楽しむことができます。学校の教育活動には「学習のねらい」がありますので、そのねらいに応じた学習の組立をすれば、どの学年でも学習することは可能です。ぜひ、そのねらいを達成するための手段や方法としてボッチャを活用してほしいと思います。
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更新日:2021年12月06日