大貫小学校ボッチャ体験教室(令和4年1月24日)(3)
最終日は、3年生と4年生が縦割り混合チームでボッチャ体験
事業の様子
最終日となる大貫小学校3日目の「ボッチャ体験教室」は、3年生と4年生の組合せによる学習です。3、4年生は他の学年から聞いていたようで、学習に対する興味・関心の高さを強く感じました。ナイスショットのたびに「ガッツポーズ」が飛び出し、3日間で一番の盛り上がりを見せました。3年生は今年度、4年生は昨年度国語の学習で「ボッチャ」の調べ学習をしたこともあり、今日の学習を楽しみに待っていてくれました。
学習時間も十分に確保できたので、3チームずつに分かれて4エンド制の予選リーグを行い、それから準決勝と決勝、5、6位決定戦を行いました。コートの中央の「クロス」に目標となるジャックボールを置いて、赤と青のボールを交互に投げ合い、全部の投球が終わったときに、ジャックボールに近いボールのチームを勝ちとする特別ルールでの試合も行いました。ルールを工夫することで、これまでとは違った楽しみ方があることにも気付きました。
事業の最終日ということもあり、優勝したチームと校長先生をキャプテンとする先生チームとの2エンド制の特別試合も行いました。子どもたちも健闘しましたが、結果は先生チームの勝利でした。応援の子どもたちからも大きな拍手がわきました。世代間交流が図れるのも「ボッチャ」の楽しさの一つですが、機会があればぜひ先生チームにリベンジして、さらに「ボッチャ」を楽しんでほしいと思います。
今回初めて、大貫小学校で全校児童を対象とした「ボッチャ体験教室」を実施しましたが、非常に中身の濃い、様々な「学び」を実感することのできた事業を実施することができました。縦割り活動や障がい者理解、チームでの協力やスポーツ推進委員との交流など教室での学びとはまた違った学習ができたのではないかと思います。
真剣なまなざしで勝負の判定
予選リーグと決勝トーナメントを実施
事業の概要
日時
令和4年1月24日(月曜日)午前9時30分開会
会場
大崎市立大貫小学校体育館
参加者
大貫小学校3年生(8名)、4年生(16名)、教職員(4名)、合計28名
日程
9時30分から11時05分(2校時~3校時)
ボッチャの特性やルールについての理解
投球練習(準備運動を兼ねて)
3つのコートを使った交流試合
「立位」と「座位」からの投球
予選リーグと決勝トーナメント
優勝チームと先生チームの特別試合
学習の振り返りと感想発表
決勝戦はみんなで応援
優勝チームと先生チームの特別試合
コロナ禍での事業運営
下火になっていた「新型コロナ感染症」がまた猛威を振るいはじめています。感染は未就学児や児童・生徒にも及び、臨時休業措置をとる学校も出てきました。本事業の推進にあたっても参加者の安全・安心を最優先し、できるだけ少人数で感染症対策を考慮しながら進めています。使用した道具の消毒はもちろん、学習の場の換気や担当者や指導者の健康観察も行った上で細心の注意を払いながら事業を実施しています。
学校を訪問すると、各学校が子どもたちの「学び」が後退しないように感染症対策を講じながら教育活動を推進している様子を目の当たりにします。福祉教育の一環として計画していた「高齢者施設への訪問」の代わりに「ボッチャ体験教室」を実施した学校もあります。逆にこのような現状なので、子どもたちに楽しい活動をさせたいという要請もありました。
コロナ禍での生活も長くなり、当初は「安全・安心のために中止したり、延期する」ということが当たり前でした。大貫小学校での事業実践から、様々な配慮や工夫をしながら、「今できることを、できる範囲で実戦する。」ということも大切にしていきたいと感じました。
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更新日:2022年01月27日