古川第五小学校3年生ボッチャ体験教室(令和4年1月20日・21日)
3年生は国語で学習した「パラリンピック」の体験学習として実施
事業の様子
古川第五小学校では、特別支援学級及び3年生(4学級)と4年生(4学級)の児童合計326名が「ボッチャ体験教室」に参加します。広い体育館に4面のコートを作り、学級ごとに1コマ(45分間)という限られた時間を有効に使って授業ができるように工夫しました。感染症対策もあり、できるだけ少ない人数で学習できるように8グループを編成し、それぞれのコートで大崎市スポーツ推進委員が指導にあたりました。
3年生の国語の教科書の中に『パラリンピックが目指すもの』という題材があり、3年生の児童はパラリンピックについて調べて「リーフレット」を作る学習をしたそうです。その中にパラリンピックの種目の一つとして「ボッチャ」が出てきます。教室で勉強した「ボッチャ」を実際に体験するということで、児童は一層興味・関心をもって学習に臨みました。
障がい者の人たちのために作られた「ボッチャ」は、とてもシンプルなスポーツで誰でも楽しむことができますが、実際にやってみてわかったことがたくさんありました。それは、教科書で勉強したときは、簡単にできると思ったけれども、やってみたらとても難しいということです。それを簡単そうにやってのけるパラリンピックの選手は改めてすごいという新しい気付きもありました。
児童にとって教室での勉強を実際にやってみた今回の「ボッチャ体験教室」は、体験することの大切さを感じることができた学習になったと思います。『聞いたことは忘れる、見たことは覚える、やったことは分かる。』ということを身をもって体験できたのではないかと思います。
ジャンケンで先攻・後攻を決定
4つのコートに分かれて学習
事業の概要
日時
令和4年1月20日(木曜日)午前9時30分開会・1月21日(金曜日)午前9時30分開会
会場
大崎市立古川第五小学校体育館
参加者
古川第五小学校3年1組(36名)、2組(36名+2名)、3組(37名)、4組(37名+2名)、合計150名
日程
【1月20日(木曜日)】
9時30分から2校時(3年1組)、3校時(3年2組)
【1月21日(金曜日)】
9時30分から2校時(3年3組)、3校時(3年4組)
ボッチャの特性やルールについての理解
投球練習(準備運動を兼ねて)
4つのコートを使った4エンド制での試合
「立位」と「座位」からの投球
学習の振り返りと感想発表
イメージ通りの投球
気になる審判の判定
45分間の授業はあっという間
十分な学習時間が確保できて事業を実施することができればそれにこしたことはありません。学校によっては2コマの時間をとって実施する学校もあります。そうすれば、交流試合等も実施することができて、参加者にとってもより楽しく学習を進めることができます。
しかし、人数の多い学校ではそうはいきません。学級ごとに実施するためにどうしても授業のコマ数が多くなってしまいます。小学校の授業時間は45分間が標準ですが、ボッチャの体験学習が始まると、あっという間です。ボッチャの特性やルールを理解し、試合の進め方がわかったあたりでだいたい時間になってしまいます。
参加した児童からは、「もっとやりたい!」という声が多く聞かれます。第五小学校では、授業が終わった後の業間時間を活用して自分たちで「ボッチャ」を楽しむ様子も見られました。昨日学習した他の学級の児童も交じって参加していました。45分間を有効活用しながら、さらに満足してもらえるような内容を工夫していきたいと思います。
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更新日:2022年01月27日