古川第一小学校ボッチャ体験教室(令和4年2月10日)

更新日:2022年02月15日

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コロナや寒さを吹き飛ばすように元気に学習

事業の様子

大崎市内での小・中学校でもコロナ感染が拡大し、臨時休校措置をとる学校が出てきています。学校では安全・安心な教育活動の推進に最善を尽くして取り組んでいます。ご挨拶に見えた校長先生からも、コロナに負けない教育活動の実践についてお話を伺いました。そんな中での事業でしたが、私たちの心配をよそに、児童は元気いっぱいに「ボッチャ」を楽しみました。国語で「ボッチャ」の事前学習をしていることもあり、積極的な学習態度でコロナや寒さを吹き飛ばすような学習ぶりでした。

ほとんどの児童が実際に「ボッチャ」を体験するのは初めてとのこと。準備体操を兼ねた投球練習では、ただボールを投げる段階から、「アプローチ・ヒット・プッシュ」といったねらいに応じた投球へと課題がうつると簡単だと思っていた「ボッチャ」の難しさが実感できました。そして、ミリ単位でボールをコントロールして投球するパラリンピックの選手のすごさに改めて気付くことができました。

投球練習を生かした自分なりの投球方法を使った実際のゲームでは、「スーパーショット」が出るたびに大いに盛り上がりました。自然とチームで協力し合う姿が見られ、1エンド(13球の投球を投げ合う)が終わる度に、勝敗と得点の結果に一喜一憂しました。4エンド制(「立位」で2エンド、「座位」で2エンド)のゲームに続いて、リベンジマッチとなるルールを工夫した「ワンスローゲーム」も行い、「ボッチャ」のいろいろな楽しみ方も体験しました。

授業後の感想発表では、多くの児童が積極的に挙手して発表してくれました。「初めてボッチャをやってみて、楽しかった」「家の人にもボッチャのことを話したい」「国語の勉強でやったことを生かすことができた」…。もっともっと発表してほしかったのですが、時間が足りず申し訳ありませんでした。スポーツ推進委員の代表からもスピーチをもらいました。まだまだコロナ禍での生活や学習が続きますが、今日の学習での「学び」の姿勢を大切にしてがんばってほしいと思います。

 

 

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ねらいを定めて一投一投を投球

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気になる勝敗の結果や得点

事業の概要

日時

令和4年2月10日(木曜日)午前9時30分開会

会場

大崎市立古川第一小学校体育館

参加者

古川第一小学校3年1組(33名)、2組(33名)、3組(34名)、合計100名

日程

9時30分から2校時(3年1組)、3校時(3年2組)、4校時(3年3組)

ボッチャの特性やルールについての理解

投球練習(準備運動を兼ねて)

4つのコートを使ったゲーム形式での試合

「立位」と「座位」からの投球

学習の振り返りと感想発表

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ルールを工夫したゲームで勝負

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スポーツ推進委員からの講評

『パラリンピックがめざすもの』(3年生の国語教科書から)

「パラリンピックがめざすもの」と題した読物教材が3年生の国語の教科書の中に出てきます。この教材をとおして児童は、パラリンピックについて本や資料で調べ「リーフレット」を作る勉強をしたそうです。古川第一小学校の3年生から、実際に国語の時間に作った「リーフレット」を見せてもらいました。「ボッチャ」をはじめとする様々な競技をはじめ、調べたことがていねいにわかりやすくまとめてありました。

教科書の中には、パラリンピックで実施される種目の一つとして「ボッチャ」が紹介されています。そのため、「ボッチャ」に対する興味・感心が高まり、児童は「ボッチャ体験教室」を非常に楽しみにしていたそうです。勉強する教科からみると、国語の学習とは異なりますが、学校においては、各教科を横断的・総合的に学習する「カリキュラムマネジメント」が重視されています。「ボッチャ」はそれにあてはまる貴重な教材です。

児童の感想発表でも、「ボッチャを実際にやってみてわかったことや気付いたことがたくさんあった。」という声がたくさんありました。ぜひ、市内の3年生全員に実際に「ボッチャ」を体験して、国語での調べ学習を発展させてほしいと願います。

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