岩出山中学校ボッチャ体験教室(令和3年7月6日)
「ボッチャ」とはどんなスポーツなのか興味深々
事業の様子
障がい者スポーツで東京パラリンピックの種目にもなっている「ボッチャ」の体験教室が岩出山中学校で行われました。特別支援学級(若竹1、2組)の体育の授業の一環として、7名の生徒と校長先生をはじめ担当の先生方が参加しました。生徒たちは、「ボッチャ」の特性にふれながら、初めて体験する「ボッチャ」を楽しむことができました。
今回の教室の目標は、次の3つです。1パラリンピック種目のボッチャを体験し、東京パラリンピックへの興味・関心を高めること。2キャップハンディ体験をすることで「共生社会」の大切さに気付くこと。3仲間と協力し合いながら、障がい者スポーツである「ボッチャ」を楽しむこと。
参加した生徒からは、「ボールをコントロールすることが難しい。」「ボールを投げる時は、一投、一投考えることが大切。」「パラリンピックの選手のテクニックは本当にすごい。」といった様々な感想が聞かれました。椅子に座ってボールを投げたり、利き腕と反対の手でボールを投げる体験からは、障がい者に寄り添うことの大切さにも気付きました。
今日の教室をきっかけに、自分たちでルールを工夫したり、協力し合ってこれからの授業の中で「ボッチャ」を楽しんでほしいと思います。
得点の数え方を確認
学習のポイントをしっかり理解
事業の概要
日時
令和3年7月6日(火曜日)5校時午後1時15分から2時
会場
大崎市立岩出山中学校体育館
参加者
11名(生徒7名、教職員4名)
内容
ボッチャについての説明やルールの理解
ボッチャの体験(ゲームの進め方の確認、エンドごとに課題を設定、キャップハンディ体験、チームで作戦や戦術を考える)
学習の感想発表、振り返り
どんな投球をするかチームで相談
キャップハンディ体験で座位から投球
ボッチャを楽しむために
ボッチャは1エンドの中でそれぞれのチームまたは個人が6球ずつのボールを投げ合い、いかにジャックボール(目標球)に近づけるかを競い合います。ただボールを投げるのではなく、1投、1投に様々なねらいが出てきます。例えば、相手のボールをはじきとばしたり、相手のボールの進路を邪魔したりなど、その状況によっていろいろな投球が考えられます。できるだけ相手のボールを消費させて、残りの球数を少なくさせることが勝利のために重要になります。
チームでいろいろと相談したり、戦術を考えたり、作戦を立てたりするなど自分たちでいろいろと工夫しながら行うと、より「ボッチャ」を楽しむことができます。一方で、障がい者スポーツとしての正規のルールについても理解し、正規のルールに則った試合形式で競い合うことで、「ボッチャ」という競技の奥深さも体験することができます。
パラリンピックの代表選手は、数ミリ単位でボールをコントールすることができるそうです。実際に自分が「ボッチャ」を体験してみて、パラリンピックを観戦すれば、きっと新たな視点で観戦できると思います。
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更新日:2021年07月07日