東京パラリンピック聖火リレー「大崎市採火イベント」(令和3年8月15日)

更新日:2021年08月18日

seika06

聖火の元になる火をランタンに灯しました

事業の様子

8月24日に開幕する「東京2020パラリンピック」に向けた大崎市採火イベントが鹿島台地域を会場に、鹿島台小学校の児童7名と関係者のみが参加して開催されました。東京パラリンピック大会に向けて、「聖火フェスティバル」「全国集火式」「聖火リレー」の3つのイベントが開催されますが、そのうちの「聖火フェスティバル」の一環として行われました。

「聖火フェスティバル」には、宮城県では大崎市を含め9つの市町村が参加して聖火の元になる種火を採火します。大崎市では縄文人になったつもりで子どもたちが4つのグループに分かれて「まいぎり式」で火を起こしました。参加した子どもたち全員が悪戦苦闘しながらも、見事に火を起こすことができました。種火から大きな炎となった火は、市長が市民を代表して用意したランタンへと点火しました。

ランタンに集められた火は、仙台で開催される「集火式」に送り届けられ、東京で開催される全国集火式で一つにまとめられます。そして、東京パラリンピックの「聖火」としてトーチに灯されながら開会式へと受け継がれ、大会期間中聖火台で火を灯して大会を見守ることになります。

大崎市では、令和元年の台風19号で大きな被害を受けた鹿島台地域を採火イベントの会場に選び、災害に負けず元気にがんばってほしいという思いを込め鹿島台小学校のご協力をいただき、感染症対策をふまえながら開催しました。オリンピックに続きコロナ禍でのパラリンピックの開催となりますが、障がいに負けずに奮闘するパラアスリートを精一杯応援していきたいと思います。

 

seika02

火起こしのやり方を学習

seika03

「まいぎり式」での火起こしに挑戦

事業の概要

日時

令和3年8月15日(日曜日)午前10時開会

会場

大崎市鹿島台瑞・華・翠交流施設(鹿島台中央球場)

参加者

30名(鹿島台小学校児童7名、保護者7名、関係者16名)

日程

9時30分受付開始

10時開会式

10時10分火起こし体験(まいぎり式での火起こし)

10時50分ランタンに点火

10時55分記念撮影

採火イベント終了後、パラリンピック種目「ボッチャ」体験会

seika04

起こした火を市長がランタンに点火

seika05

大崎市で採火された火は仙台から東京へ

パラリンピックとは?

パラリンピックは世界最高峰の障がい者スポーツの総合競技大会で、オリンピックと同じく夏季大会、冬季大会がそれぞれ4年に一度、オリンピック終了後に同じ場所で開催されます。今やオリンピックやサッカーワールドカップに次ぐ世界で3番目のスポーツイベントになっています。1988年のソウル大会から「パラリンピック」という正式名称になりました。

パラリンピックに出場できる選手は、障がいの度合いに応じて階級が分けられ、肢体不自由、脳性まひ、視覚障害、知的障害の方々とされています。東京パラリンピック大会は8月24日(火曜日)に開会式が行われ、9月5日(日曜日)の閉会式までオリンピックよりやや短い13日間に渡って22競技540種目が行われます。ちなみに、陸上競技(168競技)と水泳(146競技)で全体の60%を占めるそうです。

国際パラリンピック委員会(IPC)では、大会に出場する選手がもつ4つの力(勇気:マイナスの感情に向き合い、それを乗り越えようとする精神力。強い意志:困難があっても諦めず、限界を突破しようとする力。インスピレーション:人の心を揺さぶり駆り立てる力。公平:多様性を認めて創意工夫すれば、誰もがスタートラインに立てることを気付かせる力)をパラリンピックを象徴する価値と定めています。(パラサポWEBより引用)

 

 

この記事に関するお問い合わせ先

生涯学習課

〒989-6188
大崎市古川七日町1-1 市役所本庁舎3階

電話番号:0229-23-2213
ファクス:0229-23-1011

メールフォームによるお問い合わせ