鹿島台小ボッチャ体験教室(2)(令和3年7月15日)

更新日:2021年07月15日

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ねらいを定めて全部で13球のボールを投球

事業の様子

鹿島台小学校での体験教室2日目は5年生94名でした。3日間で最も人数の多い学年です。上学年ということもあり、できるだけ対戦形式で学習できる機会を作ろうと3つのコートを使って学習しました。先日、大崎市スポーツ推進委員協議会交流研修会で実施した「ボッチャ研修会」に参加された鹿島台地区のスポーツ推進委員2名も児童の指導にあたりました。

児童は事前に学校や家庭で「ボッチャ」について予習をしていた様子がうかがわれ、体験教室に対する興味・関心の高さを感じました。前回の4年生同様、学習に臨む姿勢が立派で積極的に学習に取り組みました。試合になるとそれぞれのコートで、珍プレーや好プレーが飛び出して歓声に包まれ、「ボッチャ」を楽しむ姿が見られました。

学校においては、体育の学習の題材や集団づくり、福祉の学習などでも「ボッチャ」が有効な学習の手立てや手段になるように感じました。物品の借用も可能ですので、今回の教室をきっかけに今後の学校生活や社会生活に幅広く役立ててほしいと思います。

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ボールの転がり具合を確認

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一発逆転をねらった投球

事業の概要

日時

令和3年7月15日(木曜日)午前9時20分から2校時、3校時、4校時

会場

大崎市立鹿島台小学校体育館

参加者

鹿島台小学校5年生1組(32名)、2組(32名)、3組(30名)

日程

9時20分から2校時(5年1組)、3校時(5年2組)、4校時(5年3組)

障がい者スポーツとしての「ボッチャ」の特性と楽しみ方

3つのコートを使ったゲーム形式での対抗戦

学習の振り返りと感想発表

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スポーツ推進委員も指導

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ボッチャの普及啓発に貢献

ボッチャの魅力

「ボッチャ」は重度の脳性麻痺や四肢重度機能障害のある人たちのためにヨーロッパで生まれました。「地上のカーリング」とも呼ばれ、白いジャックボール(目標球)と赤と青のカラーボールの全部で13球のボールを投げ合い、ジャックボールに近い方が勝ちという、とてもシンプルなスポーツです。1984年のニューヨークからパラリンピックの競技種目となりました。

「ボッチャ」は誰にでもすぐにできて、みんなで楽しくプレーすることができるのが一番の魅力だと思います。ルールややり方を工夫することによって、小さい子から高齢者、健常者から障害者まで気軽に参加することができます。参加した児童たちも、「ボッチャ」の魅力を十分に味わっていたようでした。

13球のボールは、それぞれどんな投球をするか考えながら投球しますが、必ずしもうまくいくわけではありません。思うようにいかない方が正直多いです。でも、ゲームの状況を一変させるような「スーパーショット」や「ミラクルショット」が出ると対戦は大いに盛り上がります。今日の体験教室でも、そんな場面が随所に見られました。それも「ボッチャ」ならではの魅力だと思います。

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