松山小学校3年生ボッチャ体験教室(令和4年10月31日)
福祉協議会から「車椅子」を借用してのボッチャ体験
事業の様子
松山小学校3学年は、「総合的な学習の時間」で福祉をテーマに「学び」を深めています。今回は、福祉協議会から実際に「車椅子」を借用し、車椅子で生活する人の気持ちになりながらボッチャ体験を行いました。車椅子に乗って投球するプレーヤーをチームメートがサポートします。どんなサポートをしてあげると、プレーヤーはプレーしやすくなるか考えながら障がい者スポーツであるボッチャを実際に行いました。プレーヤーはいろいろと手伝ってもらうと、とても助かることが実感できました。
ボッチャを知っている児童はたくさんいましたが、実際に体験するのはほとんどが初めてでした。児童は指導者の説明にしっかりと耳を傾け、真剣に学習に取り組みました。はじめのうちは、うまくボールをコントロールすることができなくて、一方的な試合になる場面も見られましたが、段々と上手に投球できるようになってきました。車椅子からの投球でも、チームメートと協力することで、たくさんのスーパーショットが見られました。
いつの間にか児童はボッチャの魅力に引き込まれ、時間が経つのも忘れて取り組んでいました。授業の振り返りでは、3つの授業目標(1、障がい者スポーツであるボッチャを体験する。2、「キャップハンディ体験」をとおして、障がい者の立場になって考える。3、チームで協力する)を達成できたと自己評価する児童がほとんどでした。松山小学校では、初めての「ボッチャ体験教室」の開催でしたが、地元松山支部のスポーツ推進委員が献身的に指導にあたってくれ、とても和やかで温かい雰囲気の中で事業を進めることができました。
スポーツ推進委員の説明を真剣に聞く
ねらったところに近づける投球
事業の概要
日時
令和4年10月31日(月曜日)午後9時20分開会
会場
大崎市立松山小学校体育館
参加者
松山小学校3年生(32名)、大崎市スポーツ推進委員(6名)、教職員(1名)、計39名
日程
午前9時20分~11時10分(2、3校時)
「ボッチャ」の説明とランプを使った投球実演
ルールや得点方法の理解
準備運動を兼ねた投球練習
試合1→3チームずつ3つのコートに分かれて4エンド制のリーグ戦方式の交流試合
「車椅子」を使ったキャップハンディ体験
学習の振り返りと感想発表
「立位」からの投球の比較
「車椅子」を使ったキャップハンディ体験
この記事に関するお問い合わせ先
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更新日:2022年11月02日