服薬情報(重複・多剤服薬)のお知らせについて

更新日:2025年08月08日

大崎市では、国民健康保険被保険者の健康保持や医療費適正化を目的として、診療報酬明細書(レセプト)をもとに、重複服薬や多剤服薬をしている人に「服薬情報のお知らせ」を送付しています。

この事業は、次の事業者に委託して実施していますが、委託事業者が当該情報を本事業の目的以外に利用することはありませんので安心してください。

  • 送付時期 令和7年9月下旬頃
  • 委託事業者 株式会社 データホライゾン

重複服薬とは

重複服薬とは、複数の医療機関から同じ効能の薬が重複して処方され、それを服用することです。

多剤服薬とは

多剤服薬とは、一般的に6種類以上の薬を処方され服用することです。
病気の中には、治療に適正な薬の数が6種類を超える場合もあるので一概に全ての多剤服薬が良くないとはいえませんが、6種類を超えると、副作用のリスクが高まるといわれています。

重複・多剤服薬の問題点

薬の本来の力を発揮されないばかりか、薬の効き目が強くなり過ぎたり、他の薬同士の飲み合わせ(相性)が悪くて体の不調を招いたり、副作用を起こす可能性が高くなります。

また、同じ効能の薬を複数処方されれば、その分医療費が高くなってしまいます。

自分の服薬の状況を見直すことで、日々の医療費を節約できる可能性があります。

お薬手帳を正しく使いましょう

複数のお薬手帳を利用していると、正しい服薬状況を把握することができません。お薬手帳の内容をもとに、薬剤師が「重複服薬にならないか?」「副作用が起きないか?」などをチェックしています。お薬手帳を病院や薬局ごとに分けず、1つにまとめましょう。

また、医療機関を受診する際は、マイナ保険証の有無にかかわらず、必ずお薬手帳を持っていきましょう。

医師に正しい服薬状況を知らせることが大切なのです。

かかりつけ医・かかりつけ薬剤師(薬局)を持ちましょう

同じ病気で複数の医療機関等を受診すると、重複する検査や投薬により体に悪影響を与えてしまう可能性があります。信頼できるかかりつけ医・かかりつけ歯科医・かかりつけ薬剤師(薬局)を持ち、なるべく同じ医療機関等で受診しましょう。

この記事に関するお問い合わせ先

保険年金課

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大崎市古川七日町1-1 市役所本庁舎1階

電話番号:0229-23-6051
ファクス:0229-24-1456
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