セルフメディケーションについて
セルフメディケーションとは
セルフメディケーションとは、「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当てすること」(WHO定義)です。
転倒して膝を擦りむいた時に絆創膏を貼る、風邪をひいたかなと思った時に市販の風邪薬を服用し栄養のあるものを食べていつもより早く寝るという対処などをしている人。まさにそれが、セルフメディケーションに当てはまります。
病気の発症予防に役立つだけでなく、医療機関を受診する時間が減り医療費の自己負担額が軽減するなどのメリットもあります。
セルフメディケーションの取り組み方
- 特定健康診査(40歳~74歳)や健康診査で自分の健康状態を知り、積極的に健康管理を行いましょう。
- 運動習慣や栄養バランスの良い食事、十分な睡眠や休息をとるなどして自然治癒力を高めましょう。
- 軽い体調不良や小さなけがなどの手当ては、薬局やドラッグストアなどで市販されている医薬品(OTC医薬品)などを活用しましょう。
- 普段感じたことのないような痛みや不要、OTC医薬品を利用しても改善しない場合は、速やかに医療機関を受診し、お薬手帳なども活用して医師や薬剤師に相談しましょう。
セルフメディケーション税制について
セルフメディケーション税制(特定の医薬品購入額の所得控除制度)は、医療費控除の特例として、健康の維持増進および疾病の予防への取り組みとして健診や予防接種など一定の取り組みを行う個人が、平成29年1月1日以降に、スイッチOTC医薬品を購入した際に、その購入費用について所得控除を受けることができるものです。
令和4年1月1日から非スイッチOTC医薬品も対象になりました。
対象期間
各年1月1日から12月31日までの1年間
対象額
1万2,000円以上
上限額
8万8,000円
対象医薬品
厚生労働省指定のOTC医薬品
対象者
- 所得税および住民税を納めていること
- 現行の医療費控除を利用していないこと(医療費控除とセルフメディケーション税制の併用不可)
- 特定健康診査、予防接種、健康診査、がん検診のいずれかを受けていること
この記事に関するお問い合わせ先
保険年金課
〒989-6188
大崎市古川七日町1-1 市役所本庁舎1階
電話番号:0229-23-6051
ファクス:0229-24-1456
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2025年07月24日