水痘(みずぼうそう)について

更新日:2025年09月19日

水痘(みずぼうそう)について、大崎保健所管内の9月8日から9月14日までの定点当たりの感染者数が3.67人となっていて、2週連続で警戒を要するレベルとなっています。

感染を避けるため、外出時にはマスクを着用し、手洗いを徹底するなど基本的な感染対策を心がけましょう。

水痘(みずぼうそう)とは?

水痘とは、水痘・帯状疱疹ウイルスによる感染症で、一般には「みずぼうそう」として知られています。潜伏期間は10~21日程です。

また、水痘は主に小児の病気で、9歳以下での発症が90パーセント以上を占めると言われています。小児における合併症は、皮膚の二次性細菌感染、脱水、肺炎、髄膜炎、脳炎などがあります。

主な症状は発疹が発言する前から発熱が認められ、典型的な症例では、発疹が紅斑(皮膚の表面が赤くなること)から始まり、水疱(すいほう)、膿疱(のうほう:粘度のある液体が含まれる水疱)を経て痂皮化(かひか:かさぶたになること)して治癒するとされています。

通常は軽症であることが多いですが、免疫機能が低下している場合は、生命の危機を伴うことがありますので十分な注意が必要です。成人での水痘もまれに見られますが、成人に水痘が発症した場合、水痘そのものが重症化するリスクが高いと言われています。

感染経路

【原因】

水痘帯状疱疹ウイルス感染による感染症です。潜伏期間は感染から2週間程度とされています。

【感染経路】

感染力は極めて強く、発疹出現の1から2日前から水疱がかさぶたになるまで感染性があります。

  • 空気感染:患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれていたウイルスが空気中に漂い、そのウイルスを吸い込むことで感染します。
  • 飛沫感染:患者の咳やくしゃみに含まれるウイルスを吸い込むことにより感染します。
  • 接触感染:水疱や粘膜の排出物に接触することにより感染します。

症状があるときは?

  • マスクを着用しましょう。
  • 上記の症状が見られる場合は、早めに医療機関を受診し、医師の指示に従ってください。

予防方法

飛沫感染・接触感染を避けるため、外出時にはマスクを着用し、帰宅時にはせっけんで手洗いをするなど基本的な感染対策を心がけてください。

最も有効な予防法はワクチン接種となり、年齢によっては定期接種の対象となりますので、対象者は確実な接種をお願いします。定期接種の詳細は以下のページを確認してください。

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