外来植物「ナガミヒナゲシ」に注意してください

更新日:2024年05月21日

ナガミヒナゲシ

ナガミヒナゲシ

(写真提供:宮城県古川農業試験場)

ナガミヒナゲシ種子

ナガミヒナゲシの種子

(写真提供:宮城県古川農業試験場)

ナガミヒナゲシとは

ナガミヒナゲシは、ヨーロッパ地中海沿岸原産の外来植物です。名前のとおり、ヒナゲシ、ポピーと似たオレンジ色の花を咲かせます。一個体から最大で15万粒の種ができ、繁殖力が強いことが特徴です。また、根から他の植物の生育を妨げる成分を含んだ物質を出すことから、生態系に影響を与える植物です。

【特徴】
花色 紅色または肉色と評されるオレンジ色
花弁 基本的に4枚
開花時期 4月から6月頃まで
細かく切れ込みが入る
硬い毛が生え、高さが15センチメートルから60センチメートル程度
果実 長さは約2.5センチメートルで、細長い
種子 1つの果実に約1,600粒入っており、未熟な種子でも発芽力がある

素手で触らないでください

ナガミヒナゲシは、アルカロイド性の有毒物質を含んでいます。害虫や動物から身を守るための植物毒であるため、素手で茎に触ったり折ったりすると、手がかぶれる恐れがあります。
素手では、触らないようにしてください。

駆除について

自宅の庭などで生育している場合、実ができる前に抜き取り、ビニール袋などに密封してごみの日に出してください。実ができている場合は、種が飛ばないよう十分注意してください。ナガミヒナゲシの種は、他の植物に比べて小さく、種をまき散らしてしまう可能性があります。また、素手で触るとかぶれる恐れがありますので、ゴム手袋や園芸用手袋をつけて作業をしてください。

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