市長コラム平成31年3月


大崎市長 伊藤康志
震災の教訓を生かしたまちづくり
東日本大震災から8年目の春を迎えました。
東日本大震災は地震・津波被害に加え、原子力事故や停電、サプライチェーンの大規模な中断が発生し、前例のない巨大かつ複合的な災害でした。
3月11日には、政府主催の追悼式が行われます。わたしも全国市長会を代表して参列し、哀悼の意を表してまいります。
本市は、内陸部最大の被災地でしたが、市民皆さまのご協力、国・県・全国からのご支援により、スピードをもった復旧と、内陸部の復興モデルをめざして創造的復興に取り組んでまいりました。
内陸部最大規模の災害公営住宅、災害拠点病院としての大崎市民病院本院、付加価値農業の拠点施設カントリーエレベーター、デジタル防災行政無線の整備、心の復興拠点施設である新図書館がすでに完成し、存分に使命を果たしております。
現在、中心市街地復興まちづくり計画においては、防災力強化の視点から消防本部施設を建設し、道の駅おおさき、子育て支援拠点施設がオープンに向けて順調に進捗しております。また、市役所本庁舎建設事業、緒絶川周辺整備事業、七日町西地区再開発事業も、復興の総仕上げへと加速しております。
併せて、国が災害に強い国づくりとして進める国土強靭化緊急対策の活用や、道路法改正、水防法改正に伴う各種施策を有効に活用し、本市の安全インフラの整備を促進してまいります。
さらに、市民協働で地域防災力の向上を目指すとともに、広域的な災害支援連携を整えてまいります。
安全で持続可能な、真の豊かさが実感できる大崎を、みんなで創ってまいりましょう。
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更新日:2021年02月26日