市長コラム令和5年3月


大崎市長 伊藤康志
断髪式に参加して
1月28日、両国国技館で行われた第69代横綱白鵬改め宮城野親方の断髪式にご招待いただき参列してまいりました。
定員1万2千人の国技館は超満員。歌舞伎役者の市川團十郎さんの三番叟(さんばんそう)でオープニングし、白鵬最後の相撲、最後の土俵入りを披露。
断髪式は、親方衆や現役力士など角界関係者の他にも、政界、財界、スポーツ界、芸能界などさまざまな分野の著名人に加え、海外からの来賓など280人がはさみを入れ、前宮城野親方が止めばさみで大銀杏(おおいちょう)を切り落としました。私も、27番目にはさみを入れ、労いと激励の言葉をかけて、大役を果たしてきました。
歴代最多45回の優勝、横綱在位14年など、前人未到の金字塔を打ち立て、名実ともに一時代を築いた大横綱らしい前代未聞の豪華引退式でした。
白鵬さんが継承した宮城野部屋は、仙台藩お抱え力士であった宮城野錦之助が興した部屋で、白鵬さんで13代目、宮城県に大変縁があり、230年の歴史がある部屋です。
白鵬さんと大崎市とのご縁は、東日本大震災で鳴子温泉に二次避難していた被災者を慰問激励においでいただいたことに始まります。
以来、観光大使「おおさき宝大使」にご就任いただき、各種イベントへの出演・交流、観光ポスターへの出演、優勝額や土俵入り用綱の寄贈、災害見舞金の寄付等々の大崎市の守護神でした。
これまでのご活躍と交流に感謝申し上げ、今後親方の横綱として活躍されることを願っております。
この記事に関するお問い合わせ先
秘書広報課
〒989-6188
大崎市古川七日町1-1 市役所本庁舎4階
電話番号:0229-23-5023
ファクス:0229-23-4702
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2023年03月01日