市長コラム令和5年9月

更新日:2023年09月01日

てん・ち・じん
伊藤康志市長の写真

大崎市長 伊藤康志

「祭り」復活

東北の夏は短い!短い夏を完全燃焼させるのが「祭り」でもあります。
新型コロナウイルス感染症の影響で、中止や縮小していた各地の祭りが今夏、復活の兆しを見せました。
古川の夏の風物詩「おおさき古川まつり」も4年ぶりに通常開催で復活しました。
おおさき古川まつりは、終戦から2年後の昭和22年(1947年)に始まり、今年で75回目を迎えます。大崎地方を代表する夏祭りであります。
ひととき、おおさき古川まつりの七夕飾りが海を渡って、ブラジルサンパウロで日伯友好に貢献したこともある歴史と伝統のある祭りです。
今年は、前日の花火大会を皮切りに、本番のおおさき古川まつりは、七夕飾り、古川おどり、古川まつり太鼓、姉妹・友好都市(東京都台東区・愛媛県宇和島市・北海道当別町・富山県黒部市・山形県遊佐町・山形県酒田市・大阪府田尻町)うまいものフェア、江戸下町職人展、ぎっしり並んだ屋台などに、暑さをものともせず、大にぎわい。活気も、熱気も完全復活しました。
市内各地区でも夏祭りや、盆踊り、花火が帰ってきました。
姉妹都市の宇和島市「牛鬼まつり」や、台東区の「隅田川花火大会」も完全復活しました。
日本の祭りは、鎮魂、災い払い、五穀豊穣などを祈念する神事の一面と、地域コミュニティの維持・発展や、景気高揚、まちづくりの役割があります。
この夏の盛り上がりを、秋の「全国こけし祭り」「政宗公まつり」「各収穫祭」へとつなぎ、そのパワーでコロナ完全終息、日常復活、地域経済再生へダッシュしてまいりましょう。

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