市長コラム令和8年8月

更新日:2026年07月31日

大崎市長 中島 源陽

大崎市長 中島 源陽

「あっ、きれいな花だ!」

大崎市内のものづくり企業が、社員の想像力や創造力を高めるため、岩出山地域にある感覚ミュージアムで開催している「臨床美術ワークショップ(感性を刺激する創作体験)」を社内の研修事業の一環として取り入れました。議論を積み重ねるだけでは、新たな製品や仕組みを考えていくことが難しくなり、これまでの知識や経験を超える発想を生み出すために、「感性」を豊かにする、「感性」の感度を高めるという視点にたどり着いたとのことでした。

私自身も、25年にわたり感覚ミュージアムの運営に関わらせていただいたことで、自分の感性を刺激しようという意識を持って、何らかの実践を行うことの意味は極めて大きいのではないか、という考え方にたどり着きました。私の実践としては、フルート(自己流の練習)、写真(時折スマホで撮影)、俳句(月に3句を投句)、ブログ(ほぼ毎日ウェブサイトに書き込み)に挑戦しつづけています。うまいかどうかということではなく、自分の感性を発揮できているのか、という思いのみで楽しく継続しています。

人口減少と少子高齢化という大きな流れと、不透明感を増す国際情勢に対する処方箋を見いだすことが難しさを増す中にあっても、一人一人の豊かな人生を目指し、宝の花が咲くような大崎市を実現していくために、自分自身の感性を刺激することや磨くことを意識していきたいものですね。

何か特別なことをする必要があるわけではなく、道端に咲く花を見つけ、「あっ、きれいな花だ!」と思った時に、ちょっと立ち止まって顔を近づけてみるだけでもいいのだと思います。人間の体も運動すればするほど鍛えられるように、感性も意識すればするほど磨かれていくのではないでしょうか。

 

※『臨床美術』および『臨床美術士』は、日本におけるTOPPAN芸造研株式会社の登録商標です。

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