市長コラム令和7年2月

更新日:2025年01月31日

てん・ち・じん
伊藤康志市長の写真

大崎市長 伊藤康志

希(こいねが)う

穏やかに新年を迎え、希望を持って新しい年を歩み始めておられる事とご同慶に存じます。

今年の正月は、昨年の暮れに日本の「伝統的酒造り」がユネスコ無形文化遺産に登録されたことを寿(ことほ)ぎ、おいしい地酒をたくさんいただきました。

今年の書き初めは「希」を揮毫(きごう)しました。

今年の干支は「乙巳(きのとみ)」。巳(み・へび)は不老不死のシンボルとされており、再生や変化を繰り返しながら柔軟に発展していく年と期待されております。

今年は、阪神・淡路大震災から30年。東日本大震災から14年。平成27年9月関東・東北豪雨から10年目の年でもあります。

一層の安全・安心なまちづくりの推進と、市民の安寧を希いました。

また、ラムサール条約湿地に「伊豆沼・内沼」が登録されて40周年、「蕪栗沼・周辺水田」が登録されて20周年を迎えます。

「環境創造都市おおさき」の発展を希いました。

さらに今年は、「2025年問題」の大きな節目を迎えます。「団塊の世代」が後期高齢者となり、国民の約5人に1人が後期高齢者、約3人に1人が高齢者という超高齢化社会となり、社会保障制度や医療・介護サービス、労働力不足などの深刻な影響が懸念されます。地方存続の危機でもあります。

大崎市では、課題解決の一策として、本州初の公立日本語学校を4月に開校し、多文化共生社会づくりがスタートいたします。

未来に向かって継続、成長、発展を続けられることを希いました。

市民の皆さまの、今年1年のご健勝とご多幸を希います。

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