市長コラム令和7年3月


大崎市長 伊藤康志
世界が認めた酒造り
昨年12月5日、日本の「伝統的酒造り」が国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)無形文化遺産に登録されるという慶事がありました。長年、酒造りの技法を守り伝え、その発展に尽くしてこられた皆さまに敬意を表しますとともに、心からお慶び申し上げます。
日本の酒造りは、原料とする米や水をはじめ、各地域の自然や風土に育まれ、儀式や祭礼行事などでも不可欠な役割を果たし、地域の文化・伝統に深く根を下ろしてまいりました。
東北地方は日本酒の一大産地であり、一大消費地でもあります。本県は生産量都道府県ランキング(令和4年)では13位ですが、県民一人当たりの年間消費量は8.55リットルで、堂々の1位であります。
おいしい地酒の産地であることの証しでもありましょう。
本市には、全国、世界に名を轟(とどろ)かせている名酒がたくさんあります。
平成28年には「大崎市地酒で乾杯を推進する条例」を制定し、地元で造った酒に触れる機会の拡大にも努めてまいりました。
今回の無形文化遺産の登録に、市内の蔵元や地酒ファンからも喜びの声が上がっております。
地酒ブームを一過性に終わらせることなく、「大崎耕土」が誇る地酒などを国内外に発信するため、2月17日、市役所において、「ミス日本酒(さけ)」をお招きし、盛大に登録記念イベントを開催いたしました。
平成25年に無形文化遺産になった「和食」や「大崎耕土」世界農業遺産ブランド認証商品、インバウンドの誘客とも合わせて、地酒と本市の魅力を広く世界に発信していく一大キャンペーンにしてまいりましょう。
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更新日:2025年03月01日