市長コラム令和7年4月


大崎市長 伊藤康志
日本語学校開校
大崎市立おおさき日本語学校が、4月にいよいよ開校します。
旧西古川小学校を利用したキャンパスも完成しました。古川地域中里地区にある旧保育所跡地に、民間で建設し、運営する学生寮も開所しました。
また、留学生の最寄り駅である陸羽東線西古川駅も有人化し、西古川地区、中里・駅南地区を拠点に交流事業への取り組みも動き出しました。
本市は、少子化を逆手に、ピンチをチャンスに変えて、多文化共生社会へ船出します。
少子化は急速に進行し、昨年の全国の出生数は72万人、統計開始以来最少となりました。
その影響で、本市の小学校も17校が閉校・統合の選択を余儀なくされました。
一方で、日本で学び、働くことを目指す外国人留学生は年々増加しております。
日本で暮らす外国人は約360万人。そのうち約10万人が、日本語学校で学んでいます。
しかし、日本語学校の教育体制は質が十分でないことが社会的問題でもありました。
こうした状況を踏まえて、文部科学省は昨年、日本語教育機関認定に基づく新制度を導入し、全国に約870校ある日本語学校や開設希望者に認定を呼びかけ、10月末に初の認定校22校が審査に合格しました。
おおさき日本語学校は、公設・公営の日本語学校として全国初、第一号の認定日本語教育機関校です。
地域の活力となる有為な人材を育むモデル校を目指し、県、企業、地域と連携し、海外からも選ばれる大崎市のまちづくりを進めてまいります。
市民皆さまのご協力をお願いします。
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更新日:2025年04月01日