市長コラム令和6年7月

更新日:2024年07月01日

てん・ち・じん
伊藤康志市長の写真

大崎市長 伊藤康志

熱い台湾パワー

5月に台湾千里歩道協会からの招請で訪台する機会に恵まれました。

「友情の道」協定締結を記念した「記念モニュメント除幕式」と合わせて、台湾東部地震への支援金贈呈、政府・自治体幹部との懇談、誘客プロモーション、地元産品のPR、半導体企業のリサーチに努めてまいりました。

台湾は好景気に沸いておりますし、親日的で明るい人が多いと感じられました。

コロナが一定の収束に向かう中、台湾をトップに訪日観光客が急増中であり、雪や温泉、食や伝統工芸、自然や文化の宝庫宮城・東北の出番です。

台湾の大手半導体企業が熊本県に続き宮城県大衡村に進出し、令和9年稼働に向けて動き出しました。

災害やコロナで落ち込んでいた宮城・東北にとって、計り知れない経済効果が期待されております。

これらの千載一遇のチャンスを生かすために、本市では新年度から、庁内にプロモーション担当を配置、半導体・産業立地推進室を設置、官民での産業推進機構の開設など体制を強化して、環境整備に対応しております。

観光振興に向けた取り組みとしては、インバウンドや教育旅行の誘客、高付加価値化と広域連携を推進してまいります。

半導体企業進出に伴う対応としては、物流・通勤対応のための交通アクセスの向上と関連産業等の受け皿となる事業用地の確保、海外からの従業員および家族への住宅提供、日本語学校開設と多文化共生社会づくり、地域医療拠点施設としての大崎市民病院の拡充、さらに、地場企業の人材確保支援・人材育成などを積極的に推進し、台湾特需を新たなまちづくりのエネルギーにしてまいります。

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