妊娠中の母親への本の配布について

更新日:2024年07月16日

受付時期

令和6年5月

要望、提言などの内容

本を読むきっかけとして、妊娠中の母親に本を1冊配布することを提案する。

私は、まだ子育てを始めて6カ月ですが、もっと早く知りたかったということがたくさんある。例えば、母乳育児である。母乳の分泌をよくするためには、出産で疲れていても、生まれてすぐに母乳を与えることが重要なのだそうだ。しかし、産婦人科でなるべく母乳で育てたいと伝えていても、ひと昔前はミルク至上主義だったせいか、そのような指導はされなかった。他にも、スキンケアや絵本、英語教育などなど、母親が知りたいことはたくさんある。

最近は、インターネットが普及し、育児に関しても情報があふれている。育児をしている中で、心配なことがあったとき、ネットで検索すれば何かしらの情報がヒットする。しかし、ネットの情報はさまざまな人が書いているため、どれを信じてよいのか分からないし、間違っている情報も多くあると思う。本は、1冊に情報が詰まっているので、一冊でも読めば、多くの情報が手に入る。また、育児や教育の専門家が、研究や多くの経験に基づいて書いているものが多く、情報にも一貫性があり、大変ためになる。ネットのように表面的ではなく、総括された本を読んで、さらに知りたいと思えば、よりフォーカスされた本を読めば、深く、深く知ることもできる。私は、最近になって本を読み始め、その有用性をすごく実感しているので、ほかの人にも伝えたい。

しかし、多くの人が本を手に取らないのは、時間がない、買いにまたは借りにわざわざ行かなければならない、ネットの普及で本を読む習慣がないなどの理由があるのではないか。実際、私もしばらく本を読んでいなかった。私が本を読み始めたきっかけは、図書館のおはなし会に参加したときに1冊の育児本を手にしたことである。本を広めるためには、きっかけづくりが必要だと思う。市にはそのきっかけを作っていただきたい。おすすめの本のチラシではきっかけとしては不十分だと思うので、ぜひ1冊の本を配布することを検討していただきたい。

おすすめの本「はじめてママ&パパのしつけと育脳 主婦の友社」

回答時期

令和6年6月

回答内容

この度は、本を読むきっかけとして、妊娠中の方への本の配布というご提案をいただきありがとうございます。

当市の取り組みについてお伝えさせていただきますと、母子健康手帳交付時に、妊娠・出産・子育ての確かな情報をお届けするため母子健康手帳副読本の配布を行っております。

また、6・7カ月児離乳食相談の際に、大崎市図書館から、赤ちゃん向けの絵本や子育て関連の本を持参し、待ち時間に自由に読んでいただきながら、図書館の案内や絵本の選び方についてご案内しております。大崎市図書館では、毎週水曜日に赤ちゃん向けのおはなし会なども開催しております。今年度は「ようこそきらきら図書館」として、未就学児とその保護者の方を対象に休館日に図書館を開放し、おはなし会や館内ツアーなどを行い、赤ちゃんと過ごし、本や図書館に親しむきっかけにしてほしいと考えております。

本をお配りする事に関しましては、妊婦の方々のニーズの違いもあると思われますので、今回のご意見を参考に、大崎市子育てアプリに本の紹介を行うなど、大崎市図書館と協力し検討してまいります。

担当課

民生部 健康推進課 電話番号 0229-23-2215

この記事に関するお問い合わせ先

秘書広報課

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大崎市古川七日町1-1 市役所本庁舎4階

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