時代(とき)を伝え 未来(とき)を拓く

更新日:2023年01月10日

町に流れる川と柳の木、道路沿いに建っている昔ながらの日本家屋のつくりの建物の写真

岩出山地域は伊達政宗が仙台青葉城へ移る前の12年間、血気盛んな青年時代を過ごした城下町です。岩出山伊達家3代宗親、4代村泰が京都冷泉家から夫人を迎えたこともあり、京都からさまざまな文化が伝わりました。政宗が築いた伊達文化と京文化が融合した城下町です。また、松山地域は伊達家の重臣茂庭家の城下町として栄え、町並み、伝統、酒造文化が今に残ります。

大崎市で開かれる数ある市の中でも、古川地域の八百屋市(まち)は慶長9年から400年以上続く伝統の市です。売り手と買い手のやり取りも魅力の1つで、受け継がれる歴史と人情はいつの時代も変わりません。

鎌田三之助は、明治、大正、昭和を通じて無給で旧鹿島台村の村長を努め、江戸期の祖父から尽力してきた品井沼の干拓を成し遂げました。その功績は「わらじ村長」の愛称で語り継がれています。大正デモクラシーの指導者、吉野作造は1878年、旧古川町に生まれました。「政治は国民の利福にある」と説き、政治学者として民主主義思想の原型を確立しました。

古くは伊達家の城下町として時を重ね、大正デモクラシーの指導者として知られる吉野作造を育てた地、そして今は、豊かな歴史を礎に人々がいきいきと暮らしています。

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