ツキノワグマに注意してください
6月10日(土曜日)午後0時50分頃、大崎市鳴子温泉末沢地内の山林において、畑作業中の60代の男性が、ツキノワグマ(体長約1.5メートル)と遭遇し、右足を負傷する人身被害が発生しました。
市では、警察からの情報を受け現地防災無線による周辺住民への広報や登山道入り口に看板を設置し注意喚起を行っております。
山林に入る場合は、ラジオや鈴などの音の出るものを常時携帯し、ツキノワグマに自分の存在を知らせ、ツキノワグマとの遭遇を避けるよう十分注意してください。
登山などで山に入られる方へ
ツキノワグマは本来臆病な動物です。また、目はあまり良くないのですが、耳は非常にいいと言われています。ツキノワグマの生息地域の山へ入る場合には、ラジオや鈴を携帯するなどして、ツキノワグマに自分の存在を知らせましょう。
キノコ採りなどで山へ入られる方へ
キノコ採りなどは、通常の登山道から外れた場所に立ち入ることが多く、またツキノワグマ自身もキノコを食物とする場合もあるので、ツキノワグマに遭遇する危険性が高くなります。
ラジオや鈴を携帯するなどして、ツキノワグマに自分の存在を知らせるとともに、ツキノワグマに遭遇する危険性がより高い場所に足を踏み入れていると言うことを常に意識しましょう。
更新日:2023年06月12日