令和4年度決算
令和4年度の決算の概要
令和4年度は、新型コロナウイルス感染症対策や地域経済再生への取り組みを行うとともに、「第2次大崎市総合計画後期基本計画」や、「宝の都(くに)・おおさき市地方創生総合戦略」を踏まえ、必要性・優先度の高い事業や、各種計画を具現化するための取り組みを行いました。
一般会計の決算では、歳入が約753億8千万円で、主に新型コロナウイルス感染症対策や市街地再開発事業に関わる国県支出金の減により、前年度に比べ44億4千万円の減となりました。
歳出は約723億1千万円で、市役所本庁舎建設事業のほか、令和4年3月に発生した福島県沖地震や令和4年7月の大雨に伴う災害復旧費で増加したものの、大崎地域広域行政事務組合負担金や新型コロナウイルス感染症対策に係る臨時特別給付金事業の減などにより、前年度に比べ41億1千万円の減となり、過去3番目の歳出規模となりました。
一般会計の歳入決算額から歳出決算額を差し引いた形式収支額は約30億7千万円で、このうち翌年度への繰越財源を控除した実質収支は約25億2千万円となり、前年度に引き続き黒字の決算となりました。
しかしながら、財源調整を行うため、市の貯金である財政調整基金から約19億3千万円を取り崩しており、普通会計の実質単年度収支(※)は、約16億9千万円の赤字となりました。今後は財政規模の適性化を図り、財政調整基金に依存しない財政運営を行っていく必要があります。
実質単年度収支 |
単年度収支(実質収支から前の年の実質収支を差し引いたもの)に黒字要素(基金(貯金)積立額や地方債の繰上償還額等)を加え、赤字要素(基金取崩額等)を差し引いたものです。単年度収支は黒字でも、実質単年度収支が赤字の場合は、基金に依存し、やりくりしていることになります。 令和4年度の普通会計の単年度収支は2億4千万円の黒字となりましたが、実質単年度収支は赤字のため、基金への依存度が高いことが分かります。 |
令和4年度決算資料
令和4年度大崎市一般会計・特別会計歳入歳出決算書 (PDFファイル: 7.3MB)
令和4年度大崎市水道事業会計決算書 (PDFファイル: 2.9MB)
令和4年度大崎市下水道事業会計決算書 (PDFファイル: 1.9MB)
令和4年度大崎市病院事業会計決算書 (PDFファイル: 672.9KB)
令和4年度大崎市決算概要(資料) (PDFファイル: 1.2MB)
財政状況資料集
財政状況資料集とは、決算カードや財政状況一覧表、財政比較分析表などを再編成したものです。
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更新日:2024年03月21日