内水ハザードマップについて

更新日:2022年09月22日

内水ハザードマップとは

内水ハザードマップは、下水道の雨水排水能力を上回る降雨が生じた際に、下水道その他の排水施設の能力不足や河川の水位上昇によって雨水を排水できない場合などを想定し、浸水の発生が想定される区域や浸水の深さなどの浸水に関する情報や、避難場所、洪水予報・避難情報の伝達方法等の避難に関する情報を記載したものです。

なお、大崎市の内水ハザードマップは水防法の規定に基づく内水(雨水出水)ハザードマップではありません。

内水ハザードマップと洪水ハザードマップの違い

内水ハザードマップ:下水道の雨水排水能力を上回る大雨が降って、下水道その他の排水施設の能力不足や河川の水位上昇によって雨水を排水できない状況で発生する浸水を対象。(内水氾濫)

洪水ハザードマップ:主に河川の堤防の決壊や河川から溢れた水により発生した浸水を対象。(外水氾濫)

※洪水による浸水については「大崎市洪水土砂災害ハザードマップ」をご覧ください。

大崎市洪水土砂災害ハザードマップ

シミュレーション対象(想定)降雨等について

想定最大規模降雨(内水ハザードマップ対象降雨):仙台管区気象台で観測された令和元年台風第19号の降雨波形を用い、ピークの1時間降雨量を120mmに引き伸ばした降雨(総降雨量440.5mm)

令和元年台風第19号

古川地区:アメダス古川観測所で観測された、令和元年台風第19号の降雨波形を再現した降雨(総降雨量183.5mm)

松山地区:大崎市観測システム(松山)で観測された令和元年台風第19号の降雨波形を再現した降雨(総降雨量271.5mm)

三本木地区:アメダス大衡観測所で観測された令和元年台風第19号の降雨波形を再現した降雨(総降雨量293.5mm)

鹿島台地区:アメダス鹿島台観測所で観測された令和元年台風第19号の降雨波形を再現した降雨(総降雨量252.5mm)

 

対象区域:大崎市公共下水道(雨水)全体計画区域

  • 古川地区 A=約1,468ヘクタール
  • 松山地区:A=約270ヘクタール
  • 三本木地区:A=約292ヘクタール
  • 鹿島台地区:A=約362ヘクタール

シミュレーションに使用している地盤高は国土地理院の基盤地図情報(令和2年度更新)のものであり、それ以降の造成等による地形改変は反映されていません。

また、現況の水路に土砂の堆積などによる閉塞が一切無い条件でのシミュレーションのため、必ずしもこのマップのとおりの被害が発生するわけではなく、表示のない場所でも被害が発生する場合や水深が実際と異なる場合があります。

内水ハザードマップ

内水ハザードマップの構成は、「災害発生前に勉強する場面」と「災害時に緊急的に確認する場面」を想定して、「情報・学習面」と「地図面」で構成しております。

自宅周辺や通勤・通学で使う経路、よく利用する施設周辺の浸水状況や指定避難所を確認していただくなど、日ごろから浸水への備えに役立ててください。

また、過去に経験した大雨として、令和元年台風第19号の降雨再現シミュレーションも実施しましたので合わせて確認ください。

古川地域

松山地域

三本木地域

鹿島台地域

この記事に関するお問い合わせ先

下水道施設課

〒989-6223
大崎市古川字上古川117 上下水道部庁舎2階

電話番号:0229-25-5210
ファクス:0229-24-1618

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